はじめに
FinTokei(フィントケイ)の評価試験で 失格する人の多くは、ルールを理解しないまま取引を始めて違反しています。
本記事では、FinTokei の評価試験ルールを項目別に分かりやすく解説し、合格率を上げるためのポイントを整理します。
注意:本記事は2026年5月時点の公開情報に基づきます。FinTokei は急成長フェーズの業者でルール改定が頻繁にあるため、契約前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。
評価試験の全体像
FinTokei は業界標準の 2段階評価方式 を採用しています。
| 段階 | 期間 | 目標利益 | 取引最低日数 | 最大損失 | 1日最大損失 |
|---|---|---|---|---|---|
| Challenge(1段階目) | 30日(プランによる) | +10% | 4〜10日 | 10% | 5% |
| Verification(2段階目) | 60日(プランによる) | +5% | 4〜10日 | 10% | 5% |
※ 数値はプランによって変動。最新は公式で要確認。
両段階クリアで シミュレーション資金口座が付与され、利益分配の対象になります。
ルール1:最大損失(Max Drawdown)
全期間を通じての最大許容損失です。これを超えると即失格、試験料は返金されません。
数値の目安
- 業界標準:口座資金の 5〜10%
- FinTokei:10%(プランによる)
例:$10,000 口座の場合
- 開始残高:$10,000
- 最大損失ライン:$10,000 × 10% = $1,000
- 最低残高ライン:$10,000 - $1,000 = $9,000
- 残高が $9,000 を下回ったら 即失格
計算は「現在残高 vs 初期残高」が一般的
ただし「Trailing Drawdown(損失ラインが利益に応じて上昇)」を採用するプランもあるため、利用前に必ず確認してください。
ルール2:1日最大損失(Daily Max Loss)
1営業日における最大許容損失です。これも超えると即失格。
数値の目安
- 業界標準:3〜5%
- FinTokei:5%(プランによる)
例:$10,000 口座の場合
- 1日の最大許容損失:$10,000 × 5% = $500
- 1日で含み損込み $500 を超えると失格
重要:含み損も計算対象
「ポジションを閉じていないから大丈夫」ではなく、含み損も合算して1日最大損失を超えると失格になる業者が多いです。 含み損で粘る癖は危険です。
リセット時間
1日のリセット時刻は通常 GMT 00:00(日本時間 09:00 前後)。 日本時間で取引している人にとっては、夜のセッションを始める前にリセットされる形です。
ルール3:取引最低日数(Minimum Trading Days)
評価試験の期間内に、最低何日間トレードする必要があるか。
数値の目安
- 業界標準:4〜10日
- FinTokei:プランによる
「最低取引日数」を満たさずに目標利益を達成しても、合格とみなされないので注意。 毎日少しずつでもトレードする習慣が必要です。
「1日トレード」とは何をすると認定?
業者によって異なりますが、一般的に:
- 1日に1回以上のポジションを保有(オープン → クローズ)
- 損益が発生するトレードを実行
注文を出しただけ(約定しない)では「取引日」とみなされないケースがあります。
ルール4:目標利益(Profit Target)
期間内に達成すべき 利益額・利益率。
| 段階 | 目標利益 |
|---|---|
| Challenge | +10% |
| Verification | +5% |
例:$10,000 口座、Challenge の場合
- 目標利益:$10,000 × 10% = +$1,000 で合格
目標達成 = 試験終了。それ以上の取引は不要です(取引最低日数を満たした前提)。
ルール5:期間制限(Time Limit)
評価試験を完了するまでの期間制限。
| 段階 | 期間 |
|---|---|
| Challenge | 30日(プランによる) |
| Verification | 60日(プランによる) |
期間内に目標利益と取引最低日数を両方達成する必要があります。 期間内にどちらか達成できなければ失格 = 試験料没収。
最近の業界トレンドでは「期間無制限」プランも増えているため、最新は公式で確認してください。
ルール6:取引時間制限・ニュース取引
重要指標発表前後の取引には制限があることが多いです。
制限される時間帯
- NFP(米国雇用統計、毎月第1金曜):発表前後5〜10分
- FOMC(米国 FRB 金融政策決定):発表前後5〜10分
- CPI(米国消費者物価指数):発表前後5〜10分
- 日銀金融政策決定会合(対円ペアの場合)
違反したらどうなる?
業者によって異なりますが、典型的な対応は:
- そのトレードの 利益が無効化(損失はそのまま計上)
- 重大な違反は 口座無効化
- 軽微な場合は 警告のみ
「ルールが緩いから大丈夫」と思って取引すると、後で利益が消えるのが一番痛いパターンです。
安全策
重要指標発表時は 自主的に取引を停止することを推奨します。スプレッド拡大・スリッページで1日最大損失に抵触する技術的リスクもあるため、避けるのが賢明です。
ルール7:EA(自動売買)の可否
FinTokei では プランごとに EA の使用可否が異なることが多いです。
確認すべきポイント
- 使いたい EA(または開発した EA)が許可されるか
- 「コピートレード」「他者の EA 流用」は別ルールで禁止される場合がある
- アービトラージ系 EA は禁止が一般的
利用前に必ず公式の利用規約を確認し、不明点はサポートに問い合わせてメールで記録を残してください。
ルール8:一貫性ルール(Consistency Rule)
単一トレードの利益が全体利益の一定比率を超えると違反扱いになる仕組み。
業界事例(FTMO の場合)
- 単一トレードの利益が全体利益の 30% を超える と一貫性違反
- 違反すると その利益が無効化
FinTokei の場合
プランによって異なる可能性が高いため、利用前に必ず公式で確認してください。
「一発逆転」狙いが不利になる
仮に一貫性ルールがある場合、以下のようなパターンが不利になります:
- ロング1回で目標達成 → 利益偏重で違反
- 連敗→1回大勝で逆転 → 違反
ロットを抑えて、複数トレードに分散するのが安全策です。
ルール9:週末持ち越し
ポジションを 金曜終値から月曜始値まで保有することの可否。
制限される理由
- 月曜の窓開き(週末の地政学リスクを反映)で価格が一気に動く
- 1日最大損失抵触のリスク
業界傾向
- 多くのプランで週末持ち越しは制限(完全禁止 or リスク係数で扱う)
- 一部の長期プランでは許可
評価試験中は、特に試験初期は 週末持ち越しを避けるのが安全です。
ルール10:両建て(ヘッジ)・マーチンゲール
これらの取引手法も多くの業者で制限されています。
両建て
- 同一通貨ペアで買いと売りを同時保有
- 業者によっては禁止
- 「他のアカウントとの両建て」も禁止(検知される)
マーチンゲール
- 損失後にロットを倍にする手法
- 多くの業者で禁止 or リスク管理規定違反扱い
グリッドトレード
- 価格レベルに対して機械的にエントリーする手法
- 一部業者で制限
利用前のチェックリスト
評価試験に挑む前に、以下を必ず確認してください。
- ✅ 目標利益・最大損失・1日最大損失の数値
- ✅ 取引最低日数の要件
- ✅ 期間制限の有無
- ✅ ニュース取引の制限ルール
- ✅ EA の使用可否(使う予定なら)
- ✅ 一貫性ルールの有無
- ✅ 週末持ち越しの可否
- ✅ 両建て・マーチンゲールの取扱い
- ✅ 取引可能商品(FX、暗号、金 等)
違反した時の対応
万一ルール違反で失格になった場合の対処:
- 公式メールで違反理由を確認
- 取引履歴と照合して本当に違反があるかチェック
- 不明瞭な場合は サポートに具体的な違反トレードを問い合わせ
- 規約を再確認し、納得できなければ規制当局・弁護士相談
詳しい対処法は プロップファーム 出金できない時の対処法 を参照。
合格率を上げる5つのコツ
ルールを理解した上で、合格率を上げるコツ:
- 1日最大損失をルール上限の半分(2.5%)で運用
- 1トレードのリスクを 0.5〜1% に固定
- 目標利益+7〜8% でリスクを半減して仕上げ
- 取引時間を欧米時間に限定
- ニュース・週末持ち越しを避ける
詳しいテクニックは 課題試験を1発合格する10のコツ を参照。
まとめ
FinTokei の評価試験ルールは、業界標準に準拠した内容です。 最も重要なのは:
- 最大損失(10%)と1日最大損失(5%)の遵守
- 取引最低日数の確保
- ニュース取引・週末持ち越しの自主規制
- EA や一貫性ルールの事前確認
これらを徹底するだけで、業界平均10〜20%の合格率を 30〜40% まで押し上げることが可能です。
ルール変更頻度が高い業者なので、利用前に必ず公式サイトで最新条件を確認することを忘れずに。