まず結論

  • Trustpilot 評価は4.8/5、レビュー件数49,616件(2026年8月19日確認)。区分は「Excellent」です。
  • 2015年から運営が続き、累計支払い額を公開しています。実績の検証しやすさは業界でも上位です。
  • 一方で受験料は新興業者の2〜3倍程度と高めで、ルールも細かく規律ある運用が求められます。
  • 「長期で同じファームを使いたい」「ルール変更リスクを避けたい」人に向きます。
  • 詳細は FTMO の詳細レビュー をご覧ください。

数字と、その確認日

指標数値種別確認日
Trustpilot 評価4.8 / 5当サイト実測2026年8月19日
Trustpilot レビュー件数49,616件当サイト実測2026年8月19日
運営開始2015年(運営11年)公式2026年7月31日
累計支払い額6億5,000万ドル超自己申告(第三者検証なし)2026年8月5日
利用者数450万人超自己申告(日付・内訳なし)2026年8月5日
2-Step 試験料€89〜€1,080公式(ユーロ建て)2026年7月31日
1-Step 試験料€79〜€999公式(ユーロ建て)2026年7月31日
FX手数料1ロットあたり往復5ドル公式2026年8月5日
スプレッド表の公開あり公式2026年8月5日
スワップ表の公開なし公式2026年8月5日

数値の「種別」を分けているのは、性質が違うためです。Trustpilot は当サイトがブラウザで直接読み取った実測値、試験料と手数料は公式ページの記載、累計支払い額と利用者数は FTMO 自身が公表している数字です。

とくに後者は注意が必要です。「6億5,000万ドル超」には基準日も期間も監査人も内訳もなく、第三者が取引単位で確認できる記録も公開されていません。当サイトが31社を対象に行った支払い検証では、FTMO は「自己申告のみ」に分類されています。運営年数の長さは信頼の材料になりますが、それは金額の裏づけとは別の話です。

なお、当サイトが以前記載していた47,387件は2026年7月31日時点の値です。約3週間で2,229件増えており、スコアは4.8のまま変わっていません。

評判の総合評価

Trustpilot 評価

4万7,000件を超えるレビューで4.8という数字は、確かに高水準です。ただし、より重要なのは点数より件数のほうです。件数は作り込みが難しく、利用者基盤が実際に大きく、長年にわたって蓄積されてきたことを示します。新興業者が300件で4.9を掲げていても、比較材料としてはほとんど意味がありません。

一方で、この点数は合格率や「ルールの適用が不公平だと感じた人がどれだけいるか」までは教えてくれません。そこは低評価レビューを直接読むのが早いです。不満の内容が後述の3点に集中しているなら、それ自体が有用な情報です。公開されている既知のルールへの不満と、出金してもらえないという不満とでは、意味がまったく違います。

支払い実績 — 額は大きいが、検証できる形では公開されていない

FTMO は累計支払い額を6億5,000万ドル超と公表しています。業界最大級の数字です。

ただし、この数字は第三者が検証できる形にはなっていません。当サイトが31社を横並びで調べた支払い検証トラッカーでは、FTMO は「自己申告のみ」に分類されます。理由は支払い経路にあります。FTMO は銀行送金、Visa Direct / Mastercard Send、Skrill、暗号資産を併用しており、公開の記録が残るのは暗号資産の一部だけです。オンチェーン記録を追跡する Payout Junction の対象にも FTMO は含まれていません。

比較のために書くと、当サイトの追跡対象で第三者が取引単位まで検証できているのは31社中12社です。たとえば TradeDay は13,394,795ドル・11,681件がオンチェーンで検証されており、自社の主張額を上回っています(2026年8月5日確認)。金額の大きさでは FTMO が圧倒的ですが、検証可能性という軸では順位が変わります。

これは FTMO が支払っていないという意味ではありません。11年の運営と業界最大の利用者数を持つ会社が支払いを止めれば、それ自体が大きな事件になります。ここで言いたいのは、「大きな数字を出していること」と「第三者が確認できること」は別の指標であり、両方を見る必要があるということです。

規制対応

2026年7月時点で、主要規制当局(CFTC、OSC、FCA、BaFin、ASIC など)による FTMO への処分は、公開情報の範囲では確認できませんでした。同業他社が処分を受ける例がある中で、これは意味のある材料です。ただし「処分の記録が見当たらない」ことと「認可を受けている」ことは別物です。

FTMO はチェコ拠点であり、日本の金融商品取引業者として登録されているわけではありません。万一のトラブル時に日本の規制当局から得られる救済は限定的だと考えておいてください。

良い評判の傾向

  1. サポートが速い:チャットの問い合わせは、多くの場合数分以内に返信が来ます。
  2. 支払いが確実:申請から実際の入金まで、数日〜2週間程度の例が多く報告されています。
  3. 24時間体制のサポート:FTMO はサポートチームが21言語を話すとしており、日本語もそのひとつに挙げられています。
  4. 試験料返金:2-Step Challenge に合格し、初回報酬を受け取る際に試験料が返金される制度があります。

試験料返金は他社に少ない強みですが、条件は狭いです。返金されるのは 2-Step に合格して初回報酬を受け取るときだけで、不合格なら1円も戻りません。1-Step は合格しても返金対象外と公式に明記されています。「落ちても返ってくるから実質無料」という読み方は成り立たないので、試験料は失う前提の支出として見積もってください。

悪い評判・注意点

1. 1-Step のベストデイルール

FTMO が公表している 2-Step の Trading Objectives には、数値で示された一貫性ルールは含まれていません。数値の制約があるのは 1-Step の Best Day Rule で、1日の利益が総利益の50%以内であることが求められます。

  • 1-Step では、単一の日に利益が偏る「一発勝負」型が通りません
  • 2-Step にはこの制約がないため、大きく勝つ日があっても目標達成の判定には影響しません
  • 一発の爆発力で勝つスタイルなら、1-Step ではなく 2-Step を選ぶのが合理的です

なお、資金口座での支払い審査では、公表された Trading Objectives とは別に規約違反のチェックが入ります。個別の判断について不安があれば、購入前に公式サイトで最新の規約を確認してください。

2. ニュース取引制限

NFP(米雇用統計)や FOMC など、重要指標の前後の取引には制限があります。ルールに反した取引は利益が無効になることがあるため、事前に公式ルールを必ず確認してください。

3. 試験料が高め

同等の口座サイズで比較すると、FundedNext や FundingPips の2〜3倍です。コストを抑えて試したい段階なら他社のほうが向いています。なお、FTMO には無料で試せる仕組みもあるため、料金が障壁なら先に FTMO Free Trial で環境とルールを確認してください。

4. 日本語で読めるのは限定的

公式サイトに日本語版はありません。規約やルールは英語で読む前提になります。サポートには日本語話者がいるとされていますが、重要な条件は原文で確認する姿勢が必要です。

5. 出金は14日周期に固定される

最初の請求は初回取引から14日目に可能で、以降も14日ごとです。好きなタイミングで請求できるオンデマンド方式ではありません。週次やオンデマンドで受け取りたいなら、そこは他社のほうが柔軟です。最低額は銀行振込 $20、暗号資産 $50 で、FTMO 側の出金手数料は0%と公表されています。

他社と並べたときの FTMO の位置

評判は単独では判断できません。当サイトが31社を同じ基準で調べたデータで、FTMO がどこに立つのかを示します。

FTMO31社中の位置
運営年数11年(2015年〜)上位。10年以上は5社のみ
当サイト信頼度「高」は少数派
支払い額の検証可能性自己申告のみ第三者検証は31社中12社。FTMO は含まれない
Trustpilot 評価停止の有無なし31社中9社が評価停止中(2026年8月21日時点)
スプレッド表の公開あり公開は少数
スワップ表の公開なし大半の業者が非公開

この表で最も意味があるのは「Trustpilot 評価停止の有無」です。当サイトが2026年7月31日に31社のプロファイルを直接確認したところ、8社がガイドライン違反により評価を停止されていました(Maven Trading、Instant Funding、Goat Funded Trader、E8 Markets、Funded Trading Plus、FunderPro、ThinkCapital、Audacity Capital)。さらに2026年8月21日、Alpha Capital Group が9社目として停止されました。合計43,723件のレビューが、停止されたプロファイルの裏側にあります。

FTMO にはこの種の警告が一切付いていません。4.8という数字そのものより、「49,616件を集めながら一度も評価停止になっていない」という事実の方が、評判の指標としては重いと考えています。詳細は透明性レポートにまとめています。

規約変更の履歴 — FTMO は静かな部類

プロップファームで最も損をするのは、購入後にルールが変わることです。当サイトは規約変更トラッカーで14件の変更を記録しています。

そのうち FTMO に関する記録はありません。同じ期間に、Topstep は分配ポリシーを変更し(2026年1月12日、新規口座は最初の1ドルから90/10)、Apex は商品ラインを全面刷新し(2026年3月1日)、TradeDay は45%の一貫性ルールを再導入して出金上限を引き下げ(2026年7月26日)、The5%ers は Instant Funding の商品ページを告知なく404にしています(2026年7月31日観測)。

FTMO が変更を一切していないという証明ではありません。当サイトが観測した範囲で記録すべき事案がなかった、というだけです。それでも、業界全体が短期間に条件を書き換えている中で、この静けさは購入前に評価してよい材料です。

おすすめできる人

  • 長期で同じファームを使いたい(運営継続性を重視)
  • 一定額の試験料を負担しても、確実に出金できる方が良い
  • ルールの変更頻度が低い方が好み

おすすめしにくい人

日本から使う際の実務ポイント

まず言語対応です。当サイトが2026年8月8日に公式サイトを確認した時点で、FTMO のサイトに日本語版はありません(以前あった日本語ページは404になっています)。一方でサポートは、公式の問い合わせページが対応21言語の一覧に日本語を明記しています。つまり「ページは英語+翻訳ツールで読む、問い合わせは日本語でできると公式が案内している」状態です(対応品質は当サイトでは未検証)。28社分の言語対応の確認結果は言語対応データにまとめています。

次に KYC(本人確認)です。パスポートか運転免許証に加え、住所証明として直近3ヶ月以内の公共料金請求書か銀行明細を求められます。提出書類が日本語でも基本的に受理されますが、住所表記を英訳できる形にしておくと審査が早く進みます。

もうひとつは税金です。プロップファームからの利益分配は、雑所得として確定申告の対象になるとされています。詳しくはプロップファームの利益と税金を参照してください。

よくある質問

Q. 課題試験の合格率は?

A. 公式の数値は限定的ですが、業界では広く流通する数字では10〜20%(一次情報の裏づけは未確認)程度とされています。詳細は 課題試験を通すリスク管理 を参照してください。

Q. 利益分配率を上げる方法は?

A. 2-Step の標準は80%で、Scaling Plan または Premium Programme の条件を満たすと90%まで上がります。1-Step は最初から一律90%です。詳細は公式サイトで確認してください。

Q. 試験料は本当に返金されますか?

A. 2-Step Challenge については、初回報酬の受け取り時に試験料が返金されると公式 FAQ に明記されています。合格が条件で、不合格の場合は返金されません。1-Step Challenge は合格しても返金対象外です。詳しくは FTMO の割引と実質コスト を参照してください。

まとめ

FTMO は「業界の安全パイ」という位置づけです。

  • 長期で安定運用したい人 → 老舗の安心感
  • 2-Step に合格して初回報酬まで到達できた人 → そこで試験料が戻るため、結果的にコストを回収できます。ただし到達できなければ試験料はそのまま損失です
  • 一発の大勝ちで抜けたい人 → 2-Step を選んでください。1-Step には Best Day Rule(1日の利益が総利益の50%以内)があります
  • 出金タイミングを自分で決めたい人 → 14日周期に固定されるため、他社のほうが向きます

4.8という評価そのものは本物ですが、それが測っているのは「FTMO を選んだ人の満足度」であって、「あなたが合格できる確率」ではありません。ここを取り違えないことが大切です。

詳しいスペック・公式リンクは FTMO の詳細レビュー を参照してください。

おすすめのプロップファーム

FTMO — 業界最大手の安心感

運営11年(2015年〜)の業界スタンダードです。Challenge 通過後に資金口座が付与されるオーソドックスなモデルで、業界最大級の累計支払い実績を公開しています。

Free Trial で無料体験でき、2-Step は合格して初回報酬を受け取るときに試験料が全額返金されます(不合格時は返金されません)。始め方は無料トライアルガイドにまとめています。

FTMO 公式で見る

The5%ers — 少額から段階的に伸ばしたい派に

運営10年(2016年〜)の老舗です。1段階の Hyper Growth、2段階の High Stakes、3段階の Bootcamp が並行して提供され、試験料は $19 から選べます。利益分配は最大100%まで段階的に上がりますが、出金額から一律 3.5%が差し引かれる点は先に確認してください。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。

The5%ers 公式で見る(紹介コード「HZZS4」。2026年8月19日時点で割引は0%です)

発言・レビューに関する条項(2026年8月21日確認)

FTMO Challenge Terms and Conditions(2026年8月4日更新版)の11.1条には、「当社の評判を損なうおそれのある行為」をした場合に契約を解除できるという条項があります(契約終了後の行為も対象)。一方で、レビューサイトやSNSを名指しして批判を禁じる書き方や、批判を理由に利益を没収する規定は確認できませんでした。当サイトが確認した「発言制限あり」9社の中では限定的な書き方です。18社の比較は発言制限条項トラッカーにまとめています。

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