FundingPips のルール体系
FundingPips のルールは大きく3段階に分かれます。
- Challenge(評価試験 段階1)
- Verification(評価試験 段階2)
- Funded Account(本番資金口座)
各段階で適用されるルールが異なります。合格してから「条件が違う」と気づかないよう、それぞれを正確に押さえておきましょう。
Challenge(段階1)のルール
評価試験の1段階目です。期間制限がないため、自分のペースで挑戦できます。
| 項目 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 目標利益 | +8% | 試験開始時の資金から8%増加で合格 |
| 最大損失 | 10% | 試験開始時の資金から10%減少で失格 |
| 1日最大損失 | 5% | 1日の損失が5%を超えると失格 |
| 取引最低日数 | 3日 | 異なる3営業日以上の取引履歴が必要 |
| 期間制限 | 無制限 | 自分のペースで挑戦可能 |
計算例:$25,000 口座の場合
- 目標利益:$27,000(+$2,000)に到達で合格
- 最大損失:$22,500(-$2,500)を下回ると失格
- 1日損失:$23,750(-$1,250)を下回るとその日に失格
Verification(段階2)のルール
Challenge を突破した後の2段階目です。目標利益が緩和されますが、他のルールは同じです。
| 項目 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 目標利益 | +5% | Challenge より緩和 |
| 最大損失 | 10% | Challenge と同じ |
| 1日最大損失 | 5% | Challenge と同じ |
| 取引最低日数 | 3日 | Challenge と同じ |
| 期間制限 | 無制限 | Challenge と同じ |
Funded Account(本番資金口座)のルール
合格後の本番資金口座では、目標利益のプレッシャーがなくなります。
| 項目 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 目標利益 | なし | プレッシャー解放 |
| 最大損失 | 10% | 引き続き適用 |
| 1日最大損失 | 5% | 引き続き適用 |
| 取引最低日数 | なし | 自由 |
| 期間制限 | なし | 自由 |
利益分配は、5日サイクルで利益の80%(初期)〜100%(条件達成後)を受け取れる設計です。
重要ルールの詳細解説
1. 最大損失(Max Loss)とは
試験開始時の初期資金から、現在の口座残高(または未実現含み損込み)が10%以上下回ると失格になります。
押さえておきたいポイントは3つです。
- 「日中の含み損」もカウント対象
- 一度でも閾値を下回ると即失格
- リセットなし(プラン購入時のみ初期化)
2. 1日最大損失(Daily Loss Limit)とは
UTC 0:00〜23:59 の24時間以内の損失が5%を超えると失格になります。判定の仕組みは次のとおりです。
- 1日の初期残高(UTC 0:00時点)から計算
- 含み損も含めて判定
- 1日の損失額が5%を超えた瞬間に失格
この1日最大損失ルールは、失格者の最頻原因とされます。含み損を「まだ戻る」と放置しているうちに、気付いたら5%ラインを割っていた、というケースが目立ちます。
3. 取引最低日数(Trading Days)とは
異なる3営業日以上の取引履歴が必要です。
- 同じ日に何回トレードしても1日とカウント
- 異なるカレンダー日(UTC基準)で3日以上必要
FTMO の4日と比べて1日少なく、合格まで早く到達しやすい設計です。
各種制限値の早見表
口座サイズ別に主要な数値を一覧化します。
| 項目 | $5K口座 | $10K口座 | $25K口座 | $50K口座 | $100K口座 |
|---|---|---|---|---|---|
| 目標利益(Challenge) | $400 | $800 | $2,000 | $4,000 | $8,000 |
| 最大損失 | $500 | $1,000 | $2,500 | $5,000 | $10,000 |
| 1日最大損失 | $250 | $500 | $1,250 | $2,500 | $5,000 |
| 目標利益(Verification) | $250 | $500 | $1,250 | $2,500 | $5,000 |
許可される取引手法
代表的な手法ごとの可否を整理します。
| 手法 | 許可 | 注意点 |
|---|---|---|
| スキャルピング | OK | 短時間取引は問題なし |
| デイトレード | OK | 標準 |
| スイング | OK | 週末持ち越し可 |
| EA(自動売買) | OK | カスタム EA OK |
| ヘッジ | OK | 同一口座内のヘッジは可 |
| ニュース取引 | 制限あり | 重要指標時に制限あり |
禁止される取引手法
| 手法 | 理由 |
|---|---|
| HFT(高頻度取引) | 数秒以内の超高速トレードは原則禁止 |
| アービトラージ | 価格差利用の自動裁定取引 |
| 複数口座でのヘッジ | 異なる口座で逆方向のポジションを取る行為 |
| コピートレード(他者からの) | 他の FundingPips トレーダーのコピーは禁止 |
| グループトレード | 複数トレーダーが連携して取引する行為 |
| 遅延裁定 | サーバー遅延を利用した不正取引 |
取引可能な商品
主な取引対象は以下のとおりです。
- FX(主要・マイナー通貨ペア)
- 株価指数(US30、NAS100、SPX500 等)
- コモディティ(金、銀、原油 等)
- 暗号資産(BTC、ETH 等の主要通貨)
ルール違反時の対応
ルール違反が確認されると、その試験プランは終了します。試験料は返金されず、再挑戦には新規購入が必要です。
つまり、ルールを正確に把握しないまま試験を始めると、コストを丸ごと失うリスクがあります。
よくあるルール違反パターン
代表的な失格パターンを3つ挙げます。
パターン1:1日最大損失ルール違反(最頻)
原因は、大きなポジションを取って、想定外の逆行で1日損失5%を突破するケースです。対策は、常に1日損失の上限を意識して、ロットを抑えること。
パターン2:最大損失ルール違反
含み損が膨らんで決済できず、最終的に10%を突破するパターンです。対策は、ストップロス(損切り注文)を必ず設定し、含み損を放置しないこと。
パターン3:取引最低日数未達
目標利益を早期達成したが、3日間取引していないというケースです。対策は、合格直前に焦らず、最低3日は取引を継続すること。
詳細は 課題試験を通すリスク管理 3つの基本原則 を参照してください。
FTMO・FinTokei との違い
主要競合と並べて、ルールの差を確認しておきます。
| 項目 | FundingPips | FTMO | FinTokei |
|---|---|---|---|
| 目標利益(段階1) | +8% | +10% | +8% |
| 最大損失 | 10% | 10% | 10% |
| 1日損失 | 5% | 5% | 5% |
| 取引最低日数 | 3日 | 4日 | 3日 |
| 期間制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 一貫性ルール | あり | あり | あり |
FundingPips の特徴は、目標利益+8%と取引最低日数3日で、FTMO の+10%・4日より若干緩和されている点です。
利益分配の受け取りルール
合格後の利益分配について、受け取りの流れも整理しておきます。
受け取り条件
- 本人確認(KYC)完了
- 5日サイクルの達成(初回合格から5日以上経過)
- 最低取引日数の達成
受け取り方法
- 暗号資産(USDT 推奨、即時)
- 銀行振込(Wise 経由可)
受け取り金額
- 初回:利益の80%
- スケーリング後:最大100%
結論
FundingPips のルールは、業界標準より若干緩和されています。FTMO より合格しやすい設計とされます。
ただし、1日最大損失ルール5% は他社と同様に厳格で、失格の最頻原因です。ルール理解の優先順位は以下のとおりです。
- 最大損失10%(絶対に守る)
- 1日最大損失5%(失格の最頻原因)
- 取引最低日数3日(忘れがち)
ルールを理解した上でリスク管理を徹底すれば、業界最安水準のコストで資金口座を獲得できる可能性があります。
おすすめのプロップファーム
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