Fundora とは、誰が運営しているのか

Fundora は日本発の「評価試験型」プロップファームです。料金を支払い、シミュレーション口座で取引テストに合格すると、より大きなシミュレーション口座で取引し、利益の一部を受け取れます。

運営会社は Quantum Fund Traders。東京の法人登記によれば、2024年11月に登記され、所在地は港区西新橋の日比谷フォートタワー、代表(CEO)は伊藤 剛矢(Goya Ito)氏とされています。海外のオフショア系プロップが多いなかで、ここには実在する登記法人を指し示せるという点は素直に評価できます。

サービス開始は2025年2月12日。Fundora は自社を「日本資本・日本運営の初のプロップファーム」と位置づけ、開始前に約4,000人の待機リストを集めたとし、CrossGuard というパートナーの支援にも言及しています。インターフェースは日本語と英語に対応し、サポートは LINE、コミュニティは Discord。要するに、まず日本居住・円ベースのトレーダー向けに作られ、英語を後付けした業者だと理解しておくとよいでしょう。

評価試験の仕組み

Fundora は2ステップ評価を採用しています。資料には1ステップの選択肢への言及もあるため、購入時にどの経路が利用できるかを確認してください。

2ステップの場合は次のとおりです。

  • フェーズ1:利益8%を達成する
  • フェーズ2:利益5%を達成する

両フェーズで同じリスクルールが適用され、期限はありません。ただし各フェーズで最低3取引日が必要です。期限がないため、理屈の上では速いトレーダーなら各フェーズを最短3日でクリアできますが、急ぐ必要はありません。

「2ステップ」とは、資金提供口座に到達する前に2回実力を証明する、というだけの意味です。トレードオフはいつもどおりで、テストが長いほど合格は難しくなる一方、一発の幸運ではなく一貫して勝てるトレーダーを選別できます。

取引ルール:目標・日次損失・ドローダウン

リスク制限こそ多くの人が落ちる部分なので、よく読んでください。

  • 最大日次損失:5%。1日で5%を超えて失うと失格です。
  • 最大累計損失:10%。開始時点からどの時点でも10%を超えて下落すると失格です。

重要な不明点が1つあります。累計ドローダウンをどう測定するのかを、一次情報は明確に述べていません。プロップ各社はここで異なる方式を使います。スタティック(固定)型は開始残高に固定されます。トレーリング型は口座が増えるにつれて基準が切り上がり、好調な局面の後にかえって制限がきつくなることがあります。この違いで実際に使える余裕が変わるため、まさに購入前に公式サイトで確認すべき種類の項目です。

料金と口座サイズ

Fundora 公式の料金改定によれば、チャレンジは米ドル建てで6つのティアがあります。

  • Entry:177ドル
  • Light:244ドル
  • Growth:444ドル
  • Standard:666ドル
  • Professional:1,299ドル
  • Master:2,133ドル

料金について1点。当サイトの業者データには「89ドルから」という下限の記載がありますが、現行の料金ページはこれを裏づけていません。確認できる入口価格は177ドルとして扱い、89ドルは未確認として注記します。現在の数字はライブの料金ページで確認してください。

口座サイズの目玉は、最大資金6,000万円(約40万ドル)です。この上限は1人あたりの合算上限でもあり、すべての口座を合わせた当初残高が6,000万円までに制限されます。したがって、大型口座を多数積み上げて露出を何倍にもする、という使い方はできません。

プラットフォーム・手数料・レバレッジ

Fundora は cTrader 専用です。MT4・MT5 はありません。MetaTrader の EA やカスタムインジケーターに依存している場合は移植できないため、購入前に織り込んでおいてください。

手数料は片道3ドルで、標準ロットの往復ではおよそ6ドルになります。これは FX・貴金属・指数・エネルギー・暗号資産・株式といった資産クラス全体に適用されます。手数料はスキャルピングの薄い優位性を削る実コストなので、スプレッドだけでなく自分の計算に含めてください。

最大レバレッジは1:50までと報告されています。銘柄ごとの正確なレバレッジは資産クラスで異なることが多いため、公式サイトで確認してください。

利益分配・報酬・出金

利益分配は80%固定です。日本のシミュレーション資金モデルの建て付け上、これは実際のライブ利益の取り分というより「情報提供料」として説明されています。80%を超えて引き上げるスケーリングプランはないため、表示どおりの分配になります。

Pro 口座の出金スケジュールは次のとおりです。

  • 最初の出金は、資金提供口座での取引28日後から申請できます。
  • その後は14日サイクルで出金できます。
  • あるサイクルで出金条件を満たさない場合、出金は自動的に14日延期されます。

処理時間はおおむね2〜3営業日と報告されていますが、目安として扱い、公式サイトで確認してください。

報酬には上限もあります。最初の報酬は当初口座残高の最大10%まで、以降の報酬は最大15%までで、いずれも累計10%・日次5%の損失制限の対象であり続けます。要するに、評価試験を規定するのと同じリスクルールが、資金提供後も適用され続けるということです。

評判と実績

ここが最も冷静に見るべき部分です。

Fundora には fundora-trading.com の Trustpilot プロフィールがありません。trustpilot.com/review/fundora.fr というページは存在しますが、これは無関係なフランスの会社(fundora.fr)のもので、このプロップファームとは別物です。混同しないでください。

TradersUnited の評価ボードでは、2026年半ば時点で Fundora は6.95/10、会員レビューはゼロと表示されています。レビューの裏づけがないスコアからは、ほとんど何も読み取れません。

より大きな論点は運営実績です。Fundora は2025年2月に開始した若い業者で、第三者が検証できる長期の支払い実績はまだありません。コンプライアンス上の問題や法的紛争は把握していないと会社は述べており、東京の登記法人があることは透明性の面で確かなプラスです。とはいえ「新しくてクリーン」は「時間をかけて証明済み」とは違います。この業界で「事業継続性」こそ最大のリスクである理由は、プロップファームの閉鎖の歴史と、より広い規制と合法性の解説で扱っています。

確認済みファクト早見表

以下の数値は Fundora 自身の資料と当サイトの業者データに基づきます。ルールは頻繁に変わるため、支払い前に必ず最新ルールを公式サイトで確認してください。

  • 運営:Quantum Fund Traders(東京)、CEO 伊藤剛矢氏。公式サイトで確認を。
  • 開始:2025年2月12日。公式サイトで確認を。
  • 評価:2ステップ(フェーズ1目標8%、フェーズ2目標5%)。1ステップの選択肢への言及もあり。公式サイトで確認を。
  • リスク制限:最大日次損失5%、最大累計損失10%、各フェーズ最低3取引日、期限なし。公式サイトで確認を。
  • ドローダウン方式:一次情報に記載なし。公式サイトで確認を。
  • 利益分配:80%固定、それ以上のスケーリングなし。公式サイトで確認を。
  • 最大資金:6,000万円(約40万ドル)、1人あたり合算上限でもある。公式サイトで確認を。
  • プラットフォーム:cTrader 専用、MT4・MT5 なし。公式サイトで確認を。
  • 手数料:片道約3ドル(往復約6ドル)、全資産クラス。公式サイトで確認を。
  • レバレッジ:最大1:50。公式サイトで確認を。
  • チャレンジ料金:6ティア、177ドル(Entry)〜2,133ドル(Master)。公式サイトで確認を。
  • 出金:初回は28日後、以降14日ごと、処理は約2〜3営業日。公式サイトで確認を。

メリット・デメリットと、向いている人

Fundora に有利な点:

  • 実在する東京の登記法人で、多くのオフショア業者より透明性が高い。
  • 日本語インターフェース、LINE サポート、円ベースの建て付けで、日本居住トレーダーに親和的。
  • コアルールが明快:8%/5%の目標、日次5%・累計10%の損失、期限なし。

天秤にかけるべき点:

  • 新しい(2025年開始)ため、長期の支払い実績がまだない。
  • cTrader 専用で、MetaTrader の手法は移植できない。
  • ドローダウン方式が一次情報で明確に文書化されていない。
  • 分配は80%上限でスケーリングがなく、往復約6ドルの手数料はアクティブなトレーダーには積み上がる。

Fundora は、身元の確認できる国内運営と cTrader のワークフローを重視し、若い業者の早期ユーザーになることを許容できる日本居住トレーダーに向いています。第三者が検証した長期の支払い実績を最優先するなら、様子を見るか、より定評ある業者と比較するのがよいでしょう。

結論:2026年に Fundora は使う価値があるか

Fundora は、わかりやすい妥当なルールと、ホーム市場に合った cTrader 中心の設計を備えた、実在する日本の登記業者です。匿名のオフショア競合の多くが出発する地点より、土台はしっかりしています。

正直な留保は「時間」です。2025年開始であるため、市場の一巡を通じて業者を信頼できるだけの、長く公開された支払い実績をまだ築いていません。文書化されていないドローダウン方式と、スケーリングのない80%分配も織り込むべきです。利用するなら、少額から始め、ライブの条件を全文読み、すべての数字を公式サイトで確認してください。

Fundora を他社と並べて比較するにはデータ比較、評価方法は評価基準をご覧ください。本記事は情報提供のみを目的とし、投資・法務・税務の助言ではありません。

比較対象になる長期運営の2社

長い実績を求めるなら、当サイトのデータで「運営10年以上+信頼度:高」を満たす2社を挙げます。

FTMO — 最大手の運営実績

2015年から運営。2024年の淘汰局面を含め、業界最大級の累計支払い実績を継続公開しています。

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The5%ers — 10年運営の老舗

2016年から運営。Instant Funding の先駆けで、評価試験を経ずに始めたい人向け。

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