FXIFY
信頼度: 中基本スペック
| 利益分配 | 最大 90%(プランにより 80〜100% の報告あり) |
|---|---|
| 最大資金 | 1口座 最大 $400,000(スケーリングで最大 $4,000,000) |
| 試験料 | $39〜(Lightning は $59〜、$400K 口座は最大 $2,950) |
| 支払い実績 | 累計 $40M+ / 25万回以上の支払いを公式公表 |
| 支払いサイクル | 初回オンデマンド(以降バイウィークリー対応) |
| 取引プラットフォーム | MT4 · MT5 · DXTrade · TradingView |
| 公式サイト | https://fxify.com/ |
メリット
- ブローカー FXPIG のバッキング(Backed by a Broker)
- 初回ペイアウトはオンデマンド、最低出金 $50・出金手数料ゼロ
- 1/2/3 Phase は初回ペイアウト時に試験料を 100% 返金
- ストップロス不要・週末持ち越し可など柔軟なルール設計
注意点・デメリット
- プロップファームとしての公的な規制監督は受けていない
- 2023年ローンチで運営年数が比較的短い
- 「レイテンシーアービトラージ」を理由とする出金拒否の報告がある
- Instant Funding / Lightning ではニューストレードに制限
FXIFY とは
FXIFY は2023年(複数のレビューサイトでは2023年5月)にローンチされた、英国ロンドン本拠のプロップファーム(自己資金ではなく業者から提供された資金で取引し、利益を分配するサービス)です。 英国法人 FXIFY Solutions Limited(登記番号 14451720)は2022年10月31日に設立され、Companies House(英国の法人登記所)で Active 状態が確認できます。
共同創業者として Peter Brown 氏と David Bhidey 氏が報告されています。 公式サイトは「Backed by a Broker(ブローカーによる後ろ盾)」を掲げており、パートナーブローカーは FXPIG とされています。
また、関連法人 FXIFY Markets Ltd がラブアン(マレーシア)のマネーブローカーライセンス No. MB/22/0097 を保有していると公式サイトに記載があります。 ただし、これはプロップファーム業そのものへの規制ではない点に注意が必要です(後述)。
評価モデル
FXIFY は One Phase / Two Phase / Three Phase / Instant Funding(評価試験なしで即時に資金口座を得るプラン)/ Lightning(1ステップのチャレンジ)の5系統を提供しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利益分配 | 公式は最大 90%。第三者レビューではプランにより 80〜100%(例:Two Phase Classic は隔週 80% / 月次 100% の選択制) |
| 口座サイズ | $5,000〜$400,000(スケーリングで最大 $4,000,000) |
| 試験料 | $5K 口座 $39〜$59、$10K 口座 $59〜$89、$100K 口座 $399〜$549、$400K 口座 最大 $2,950 |
| Lightning | $59〜 |
| 試験料返金 | 1/2/3 Phase は初回ペイアウト時に 100% 返金 |
| プラットフォーム | MT4 / MT5 / DXTrade / TradingView |
| デイリーロス | 3〜8%(プログラムによる) |
| 最大ドローダウン | 4〜10%(静的・トレーリングの両方式あり) |
| ペイアウト | 初回オンデマンド、以降バイウィークリー可。最低出金 $50、出金手数料ゼロ |
| 出金方法 | 銀行送金 / Riseworks / 暗号資産(処理 1〜3営業日) |
数値はプログラムや時期で変わるため、最新の条件は公式サイトで要確認です。
メリット
1. ブローカーバッキングの構造
FXIFY は FXPIG というブローカーと提携した「broker-backed」型のプロップファームです。 取引インフラをブローカーに依存できる構造は、独立系の新興業者と比べて事業の土台が見えやすい点が評価されています。
2. ペイアウト条件の柔軟さ
初回の出金はオンデマンド(任意のタイミング)で請求でき、以降はバイウィークリーに対応します。 最低出金額は全口座共通で $50、出金手数料はゼロと報告されており、小口でも引き出しやすい設計です。
3. 支払い実績の公表
公式サイトは累計 $40M 超・25万回以上のペイアウト、単独最高額 $117,000 を公表しています。 第三者サイトも約 $33.9M の支払いを確認できたとしており、支払い実態そのものは裏付けがあります。
4. 取引ルールの自由度
ストップロスの設定義務がなく、週末の持ち越し、マーチンゲール(負けるたびに数量を増やす手法)やグリッドトレード(一定間隔で注文を並べる手法)も公式に許可されています。 ドローダウンも静的・トレーリングの選択肢があり、スタイルに合わせやすい構成です。
デメリット・注意点
1. プロップファームとしての規制はない
FXEmpire は「多くのプロップファームと同様、FXIFY は正式な規制監督なしで運営されている」と明記しています。 保有するのは FXIFY Markets Ltd のラブアン・マネーブローカーライセンスのみで、顧客保護の枠組みとしては限定的です。
2. 運営年数が短い
2023年ローンチで、運営実績はまだ3年程度です。 老舗と比べて長期の支払い継続実績が浅く、事業環境の変化に対する耐性は未知数というリスクを織り込む必要があります。
3. 出金拒否に関する報告
Trustpilot の1つ星レビューでは、「レイテンシーアービトラージ(価格配信の遅延を突く裁定取引)」を理由に、取引単位の証拠提示なくペイアウトを拒否されたという報告パターンが文書化されています。 2026年4月から5月にかけて1つ星レビューは 648 件から 675 件(全体の約11.6%)に増加しました。 同じ調査元は確認済みの支払い実績を根拠に「詐欺ではない」と結論づけていますが、ルール違反判定の不透明さは留意点です。
4. 禁止行為とプラン別の制限
ティックスキャルピング、HFT(超高頻度取引)、リバース/グループヘッジ、レイテンシーアービトラージ、口座代行、バグの悪用などは禁止されています。 ニューストレードは 1/2/3 Phase では許可される一方、Instant Funding と Lightning では制限されるため、プラン選びの際に確認が必要です。
なお、Trustpilot の総合評価は約 4.3〜4.4 / 5(レビュー約 5,800〜5,950 件超)と高水準ですが、上記の傾向も含めて直近のレビューを確認することをおすすめします。
向いている人 / 向いていない人
向いている:
- ブローカーバッキングを信頼度の判断材料にしたい人
- 初回オンデマンド出金や試験料返金など、回収しやすい条件を重視する人
- マーチンゲールやグリッドなど、ルール自由度の高い環境で取引したい人
向いていない:
- 規制された枠組みでの顧客保護を最優先する人
- 10年規模の長期運営実績を求める人
- ニューストレード主体で Instant Funding / Lightning を検討している人
関連情報
- プロップファームの選び方
- ThinkCapital — 同じくブローカーバッキング型のプロップファーム
- FTMO — 長期運営実績を重視するなら比較したい老舗