- FTMO が2026年10月12日に始めた、評価試験なしの口座。買った瞬間に有効になり、初日からの利益が報酬の対象です
- 料金は一回払いで $5,000 口座が €169、$100,000 口座が €2,999。返金はありません
- 報酬は初回から90%。出金の申請は最初の取引から14日目以降で、「いちばん良かった日が全体の利益の30%以下」という一貫性ルールを満たしてから
- 損失ルールは 1-Step に近い厳しさ:1日3%、最大10%は日中に動くトレーリング型。しかも出金しても最大損失の線は下がりません
- 始まったばかりで、当サイトはまだ出金の実績を1件も検証できていません
本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。当サイトは FTMO の提携先で、FTMO Instant の申し込みには報酬が発生します(詳しくは記事の最後に書きます)。報酬の有無が評価に影響しない方針は運営者情報のとおりです。数値はすべて2026年10月21日に FTMO 公式サイトで確認したものです。条件は変わるため、申し込み前に必ず公式でご確認ください。
FTMO Instant とは
FTMO は2015年から続く FX・CFD のプロップファーム最大手で、これまでは 2-Step(Challenge → Verification)と 1-Step の評価試験に合格してから資金口座をもらう仕組みだけでした。2026年10月12日、ここに初めて**評価試験のない口座「FTMO Instant Account」**が加わりました。
公式FAQの説明では、2-Step・1-Step が「評価フェーズのあと FTMO Account に進む」商品なのに対し、Instant は「取引の結果がすぐに報酬の対象になる」商品です。ただし「報酬を受け取る前に、適用されるルールを満たしている必要がある」とも書かれています。つまり試験は無いが、出金のための条件はある、というのが正確な理解です。
Instant Funding 型(評価試験なし)のプロップファーム自体は以前からありますが、運営11年の最大手が出すのはこれが初めてです。他社との比較は評価試験なしプロップファームの比較にまとめています。
料金(2026年10月21日確認)
一回払いで、口座サイズごとに次の料金です。公式の料金表には「one-time fee (non-refundable)」(返金不可)と明記されています。
| 口座サイズ | 料金 |
|---|---|
| $5,000 | €169 |
| $10,000 | €339 |
| $25,000 | €749 |
| $50,000 | €1,499 |
| $100,000 | €2,999 |
ユーロ建てなので、日本のカードで払うと決済時のレートと為替手数料で円の金額が変わります。USD・GBP の表示も選べますが、本記事ではユーロで統一しています。
比較のために書くと、同じ FTMO の評価試験は最小口座($10,000)で 2-Step が €89〜、1-Step が €79〜です(セール時はさらに安くなります)。Instant の $10,000 口座は €339 なので、おおむね4倍前後の料金です。
2-Step との大きな違いは返金です。 2-Step は合格して初回の報酬を受け取るときに試験料が全額戻りますが、Instant は戻りません。「試験を省く対価」を料金で払う設計です。
取引のルール(Trading Objectives)
公式の Trading Objectives ページ(Instant タブ)で確認した内容です。数字はすべて初期資金(Initial Simulated Capital)に対する割合です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利益目標 | なし |
| 1日の最大損失 | 3%(有効証拠金ベース、毎日 0:00 CE(S)T に基準をとり直す) |
| 最大損失 | 10%(日中に動くトレーリング型、決済済み残高の最高値が基準) |
| 一貫性ルール | いちばん良かった日の利益が、全体の利益の30%以下 |
| レバレッジ | 最大 1:100 |
| 取引期間 | 無期限 |
| 報酬 | 90% |
1日の最大損失 3%
「その日の 0:00 CE(S)T(中央ヨーロッパ時間。日本時間の朝7時か8時)の残高 − 初期資金の3%」が、その日の下限です。含み損も入れた有効証拠金がこれを下回ると失格です。初日は初期資金が基準になります。公式の例では $50,000 口座なら、初日の下限は $48,500、翌日の 0:00 に残高が $51,000 なら下限は $49,500 です。
最大損失 10%(トレーリング型)
ここが Instant でいちばん注意が要るルールです。下限は「決済済みの残高の最高値(初期資金のほうが高ければ初期資金)− 初期資金の10%」で、取引を決済して残高が最高値を更新した瞬間に上がります。上がることはあっても下がることはありません。
公式の例($50,000 口座):
- 取引前の下限は $45,000
- 1回目の決済で残高 $50,600 → 下限 $45,600
- 2回目の決済で残高 $50,300 に下がっても、下限は $45,600 のまま(最高値が基準)
2-Step の最大損失は初期資金基準の固定型なので、利益が増えても下限は $45,000 のままです。Instant は利益を出すほど下限が迫ってくる、という違いがあります。
出金しても最大損失の線は下がらない
公式ページには、こうはっきり書かれています。「最大損失の下限は報酬を出金してもリセットされない。残高が初期資金の110%を超えると、報酬の出金が下限を割ることになる」。そして「出金がルール違反にならないようにするのはトレーダーの責任」とも。
具体的に考えてみます。$50,000 口座で利益が $6,000(残高 $56,000、112%)まで伸びたとします。下限は $56,000 − $5,000 = $51,000 です。ここで報酬 90%(= $5,400)を出金すると残高は $50,600 になり、下限 $51,000 を割ってしまいます。
つまり 利益が初期資金の10%を超える前に出金を申請するのが、この口座の基本的な使い方になります。利益を口座に貯めて大きく育てる、という使い方には向いていません。
一貫性ルール 30%
報酬を受け取るには、「いちばん利益の大きかった日(Best Day)」が「口座全体の利益(決済済みの損益の合計)」の30%以下である必要があります。超えても失格にはならず、全体の利益が増えて割合が30%以下になるまで取引を続けることになります。
公式の例では、1日目 +$6,000、2日目 −$2,000、3日目 +$4,000、4日目 +$2,000 で合計 $10,000 のとき、Best Day は1日目の $6,000 で60%。1日目が最高のままなら、合計の利益が $20,000 になるまで出金できません。
出金して FTMO Account として続けると、合計の利益はゼロからの数え直しになります(一貫性ルールは出金後の分だけで測る)。なお、2-Step にはこのルールはなく、1-Step と Instant にだけあります。
出金(報酬)の条件
公式FAQで確認した条件です。
- 初回の申請は、その口座で最初の取引をした日から14日目以降。以降はいつでも申請できます
- 申請後 1〜2営業日で審査、承認後 1〜2営業日で送金(目安)
- 最低額は決済済みの利益 $20(銀行振込・Visa Direct・Mastercard Send)、暗号資産は $50
- 報酬は利益の 90%
- 本人確認(FTMO Identity)が未完了なら、初回の申請のときに求められ、承認されるまで処理は始まりません
- 初回の報酬が承認された時点で「FTMO Trader」になります
まとめると、「買ってすぐ稼いでも、出金できるのは早くて2週間後。しかも一貫性ルールを満たしていて、出金で最大損失の線を割らないこと」が条件です。
2-Step・1-Step との違い
| 項目 | 2-Step | 1-Step | Instant |
|---|---|---|---|
| 評価フェーズ | 2つ | 1つ | なし |
| 利益目標 | 10% → 5% | 10% | なし |
| 1日の最大損失 | 5% | 3% | 3% |
| 最大損失 | 10%(固定) | 10%(日末更新のトレーリング) | 10%(日中更新のトレーリング) |
| 一貫性ルール | なし | あり | あり(30%) |
| 報酬 | 80% → 最大90% | 90% | 90%(初回から) |
| 料金の返金 | あり(合格して初回報酬時) | なし | なし |
| 口座サイズ | $10,000〜$200,000 | $10,000〜$200,000 | $5,000〜$100,000 |
2-Step・1-Step の詳しい比較はFTMO の口座タイプを参照してください。
ルールの厳しさでいえば、Instant は 1-Step とほぼ同じで、最大損失の更新が「日末ごと」から「決済のたび」に変わった分だけさらに厳しいと言えます。そのうえ料金は高く、返金もありません。Instant が得になるのは、試験に合格する自信があって、それでも「合格までの時間」を買いたい人です。試験を通せるか分からない人は、無料トライアルと 2-Step の返金がある分だけ、通常の Challenge のほうが失うものが小さくなります。
日本からの始め方
- アカウント作成: FTMO 公式でアカウントを作ります(すでに FTMO のアカウントがある人はそのままログイン)
- 商品の選択: 「Instant」を選び、口座サイズ($5,000〜$100,000)と取引プラットフォーム(公式FAQでは MT4・MT5・cTrader。TradingView 対応の案内もあります)を選びます
- 購入画面: 当サイトを支援していただける場合は「Affiliate code」欄に
erBJrKjPjOvuBAmSdGxC(任意。割引コードではなく、料金は変わりません) - 支払い: ユーロ建ての一回払い。返金はありません
- 取引開始: 購入が完了した瞬間に口座が有効になります。出金の申請は最初の取引から14日目以降です
公式に日本を除外する記載は見当たりませんが(2026年10月21日時点)、本人確認(FTMO Identity)が初回の出金時に必要です。氏名のローマ字表記を本人確認書類と揃えておいてください。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 自分の手法で安定して小さく勝てていて、試験の期間を飛ばしたい人
- 1日3%・最大10%(トレーリング)の範囲で、1日の利益も平準化できる人
- 利益が10%に近づくたびに、こまめに出金する運用ができる人
向いていない人
- 試験に通る自信がまだない人(2-Step なら料金が戻る可能性があり、無料トライアルもあります)
- 一発の大勝ちで稼ぐタイプの人(一貫性ルール30%で出金が遅れます)
- 口座に利益を貯めて口座を大きく育てたい人(出金しないと最大損失の線が迫り、110%を超えると出金自体が線を割ります)
- 出金の実績が確認できてから選びたい人(始まって2週間足らずで、当サイトはまだ検証できていません)
当サイトの利益相反について
当サイトは FTMO のアフィリエイトプログラムに参加しています。FTMO Instant は FTMO の商品の中で1件あたりの紹介報酬がいちばん高く、さらに2026年11月8日までは報酬が30%上乗せされています(当サイトの現在のレベルで料金の8%→10.4%)。
そのため、この記事は FTMO Instant を実態より良く見せる動機がある状態で書かれています。それを踏まえて、弱点(料金が高く返金なし・出金で最大損失の線を割る仕組み・出金実績が未検証)は本文の上のほうに書きました。順位や信頼度の評価は報酬で変えない方針で、運営者情報に書いているとおりです。
まとめ
- FTMO Instant は、最大手 FTMO が2026年10月12日に始めた評価試験なしの口座。買った瞬間から利益が報酬の対象
- 料金は €169($5,000)〜€2,999($100,000)の一回払いで返金なし。報酬は初回から90%
- 出金は最初の取引から14日目以降、一貫性ルール30%を満たしてから。最大損失10%は日中トレーリング型で、出金しても線は下がらない(利益が10%を超える前に出金するのが基本)
- 試験に通る自信がある人が「時間を買う」商品。自信がなければ無料トライアルと 2-Step の返金がある通常の Challenge のほうが失うものが小さい
購入画面の「Affiliate code」欄に erBJrKjPjOvuBAmSdGxC を入れると当サイトの紹介として記録されます(割引コードではなく、料金は変わりません)。