• 課題試験は、1日損失・最大損失のルールに一度触れるだけで失格になります。日誌はその予防に使います
  • まず無料の選択肢(表計算ソフト、FTMO の Account MetriX と Trading Journal)で足りるかを試し、足りなければ有料アプリを検討する順番がおすすめです
  • 料金は TradeZella が月$35〜、Edgewonk が年$197、TraderSync が月$29.95〜、Tradervue が月$29.95〜(いずれも2026年9月26日に公式サイトで確認)
  • 4本とも公式サイトは英語のみで、日本語表示の案内は見つかりませんでした

当サイトはこの記事で紹介するトレード日誌アプリの会社とは提携しておらず、リンクから報酬は発生しません(2026年9月26日時点)。料金や機能は変わることがあるため、購入前に各社の公式ページで最新の内容を確認してください。

なぜプロップの課題試験で日誌が効くのか

プロップファームの課題試験は、利益目標に届くかどうかより先に、ルールを一度も破らないことが求められます。代表的なのが1日の損失上限と、口座全体の最大損失です。この2つの違いと計算の基準はデイリーロスと最大ドローダウンの違いで詳しく説明しています。

日誌を付けると、次のことが数字で見えるようになります。

  • その日の損失上限まで、あといくら余裕があるか
  • どの時間帯・どの銘柄で損失が集中しているか
  • 連敗の後にロットを上げていないか(取り返そうとする取引)
  • 1日の利益が全体に占める割合(一貫性ルールがある業者で重要)

一貫性ルールは業者やプランによって有無と基準が違います。仕組みは一貫性ルールの解説、自分の成績で当てはまるかは一貫性ルール計算ツールで確認できます。

比較表(2026年9月26日確認)

TradeZellaEdgewonkTraderSyncTradervue
料金(月払い)Essential $35 / Pro $59 / Ultra $99月払いなしPro $29.95 / Premium $49.95 / Elite $79.95Silver $29.95 / Gold $49.95
年払い月あたり $26 / $44 / $74年$197通常 年$359.40 / $599.40 / $959.40(初年度割引あり)公式料金表に記載なし
お試し料金ページに記載なし14日間の返金保証7日間の無料トライアル有料プランに試用期間あり
MT4 / MT5自動同期+ファイル自動同期同期(MetaTrader)ファイル取り込み
cTrader自動同期+ファイル対応取り込み対応公式ページで確認できず
DXtrade自動同期一覧に記載なし(Excel取り込みで代用)公式ページで確認できず公式ページで確認できず
TradingViewファイル(ペーパートレードのみ)ファイル(ペーパートレードのみ)公式ページで確認できず公式ページで確認できず
プロップ向け機能Prop Firm Sync(追加料金なし)FTMO を取り込み一覧に明記——
日本語表示案内なし案内なし案内なし案内なし

「公式ページで確認できず」は、対応していないという意味ではありません。私たちが公式ページで裏づけを取れなかった項目です。

TradeZella — プロップのルール管理に特化した機能がある

TradeZella の料金は月払いで Essential $35、Pro $59、Ultra $99、年払いにすると月あたり $26、$44、$74 です(2026年9月26日、公式料金ページ)。Essential は同時に使える口座が1つ、Pro は50、Ultra は無制限です。課題と資金口座を並行して持つ人は、口座数の上限を先に確認してください。

プロップ向けには Prop Firm Sync という機能があり、公式ページでは1日損失と最大ドローダウンのリアルタイム追跡、利益目標と取引日数の進み具合、30%・40%・50%などの一貫性ルールの追跡を案内しています。TradeZella の利用者なら追加料金なしで使えると明記されています。対応業者として名前が出ているのは TopStep、Apex、Tradeify で、トップページでは FTMO も挙げています。

取り込みは、MT4・MT5・cTrader が自動同期とファイル取り込みの両方、DXtrade と TradeLocker は自動同期、Match-Trader はファイル取り込み、TradingView はペーパートレードのファイル取り込みのみです(公式の対応一覧)。

Edgewonk — 年払い1本の分かりやすい料金

Edgewonk は年$197 の1プランのみで、すべての機能が使えます。14日間の返金保証があります(2026年9月26日、公式料金ページ。付加価値税は国によって加算)。日誌の数、口座数、戦略の数に上限はなく、プロップの口座も管理できると案内されています。

取り込みは、MT4/MT5 の自動同期が「すべての MetaTrader 4 / 5 のブローカーとプロップファーム」で使えると書かれ、対応一覧に FTMO の名前も載っています。cTrader、Tradovate、NinjaTrader にも対応しています。DXtrade と TradeLocker は一覧に見当たらず、一覧にない場合は Excel 取り込みを使うよう案内されています。

心理面の記録(メンタル日誌)や、セットアップごとのチェックリストなど、ルールを守れたかを振り返る機能に力を入れているのが特徴です。

TraderSync — 月払いで始めやすく、7日間の試用あり

TraderSync の料金は月払いで Pro $29.95、Premium $49.95、Elite $79.95 です。年払いの通常価格は $359.40、$599.40、$959.40 で、2026年9月26日時点では初年度の割引価格(年$179.64、$269.64、$383.76)が表示されていました。割引は期間限定の可能性があるため、購入時に確認してください。どのプランも7日間の無料トライアルがあります。

MetaTrader については EA の取引も含めて同期できること、cTrader については FX・CFD の取引を取り込めることが公式ページで案内されています。過去の値動きで練習できる Market Replay も付いており、FX と先物にも対応しています。

Tradervue — 無料プランがあるが件数に上限

Tradervue の有料プランは Silver $29.95 と Gold $49.95(月額)です。公式の比較表では、両プランとも先物と FX の対応に印が付いています。Gold には決済の分析(Exit analysis)や手数料の反映などが加わります。

無料プランもありますが、ヘルプセンターによると取り込みは月30件までです。この30件は約定1回ずつではなく、まとめた取引単位で数えます。課題中に1日数回取引する人だと、月の途中で上限に達する可能性があります。

MT4 と MT5 は、MetaTrader の口座履歴を HTML のレポートとして保存し、それを取り込む方式です(公式の MT5 ページ)。

無料の選択肢 — まずここから試す

業者の公式ツール(FTMO の場合)

FTMO の公式ツール一覧(2026年9月26日確認)では、Account MetriX と Trading Journal が Free Trial・Challenge・FTMO Trader の口座に含まれています。公式ブログによると、Trading Journal は銘柄・数量・売買方向・損切りと利確の位置・エントリーと決済の時刻を自動で記録し、MFE/MAE(保有中の最大含み益・最大含み損)などの統計も出します。自分でメモやスクリーンショットを付け足せます。

FTMO で課題を受けるなら、外部アプリを買う前に、まずこの公式ツールで足りるかを試すのが無駄のない順番です。

表計算ソフトで自作する

Excel や Google スプレッドシートでも十分に役立ちます。最低限、次の列があれば、ルールに近づいているかを毎日確認できます。

  • 日付、銘柄、売買方向、ロット
  • エントリーと決済の価格、損益
  • その日の開始時点の残高(または有効証拠金)と、1日損失の上限まで残りいくらか
  • ルールを守れたか(○/×)と、その理由のメモ

1取引あたりのリスクを決めるときはポジションサイズ計算ツール、ドローダウンの余裕を確かめるときはドローダウン計算ツールが使えます。

どれを選ぶか

  • FTMO で課題を受ける人: まず公式の Account MetriX と Trading Journal。足りなければ、FTMO を取り込み一覧に明記している Edgewonk か、Prop Firm Sync のある TradeZella
  • 複数の業者・複数の口座を並行して管理したい人: 口座数の多い TradeZella の Pro 以上や、口座数に上限のない Edgewonk
  • まずは短期間試したい人: 7日間の試用がある TraderSync か、14日間の返金保証がある Edgewonk
  • 費用をかけたくない人: 表計算ソフトか、Tradervue の無料プラン(月30件まで)

どのアプリも、ルールを守ることそのものは代わりにやってくれません。記録を見返して、同じ失敗を繰り返していないかを確かめるための道具です。失敗の典型はプロップ評価で多くの人が落ちる失敗パターンにまとめています。

日誌を試しやすいプロップファーム

業者の公式ツールで日誌を試せるのが FTMO です。業者全体の比較はプロップファームおすすめランキングで、信頼度の順に並べています。

FTMO — 公式の Trading Journal が Free Trial から使える

2015年から運営している業界大手です。公式ツール一覧では、Account MetriX と Trading Journal が Free Trial の口座から含まれています(2026年9月26日確認)。

Free Trial で無料体験でき、2-Step は合格して初回報酬を受け取るときに試験料が全額返金されます(不合格時は返金されません)。始め方は無料トライアルガイドにまとめています。

→ FTMO 公式で見る

関連記事