- プロップファームの FX レバレッジは高くても1:100。海外FX業者のような数百倍の設定はありません
- FTMO は通常口座が最大1:100、Swing 口座が最大1:30(2026年8月18日に公式FAQで確認)
- Fintokei はプラン別で、ProTrader が FX・金銀1:100、SwiftTrader / StartTrader は1:25(2026年8月18日に公式FAQで確認)
- 口座資金が大きいため1:100 で困る場面はほぼなく、実際に効いてくるのはレバレッジではなく損失ルールです
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プロップファームのレバレッジは海外FXよりずっと低い
最初に前提を整理します。プロップファームのレバレッジは、個人向けの海外FX業者が宣伝する数百倍という水準とは別世界です。当サイトが公式ページで確認できた範囲では、FX の上限は高い業者で1:100、低い業者では1:25〜1:30 にとどまります。
理由は仕組みにあります。プロップファームの口座は業者が用意するデモ環境で、トレーダーは業者の定めた損失ルールの範囲で運用を任される立場です。FTMO も公式FAQで、レバレッジは仮想資金に適用されるものであり引き上げはできないと明記しています(2026年8月18日確認)。業者側はトレーダーの損失を管理する必要があるため、レバレッジを絞るのは自然な設計です。
「レバレッジが低い=稼げない」と感じた方は、後半のロット計算の節まで読んでみてください。
主要プロップファームのレバレッジ比較表
当サイトが公式ページまたは自社データセットで確認できた各社の上限です。銘柄グループ別に公表しているのは一部の業者に限られ、公表がない項目は「非公表」「未確認」と記載しています。
| 業者・プログラム | FX | ゴールド | 株価指数 | 仮想通貨 |
|---|---|---|---|---|
| FTMO(通常口座) | 最大1:100(口座単位) | 内訳非公表 | 内訳非公表 | サイト内で記載不一致 |
| FTMO(Swing 口座) | 最大1:30(口座単位) | 内訳非公表 | 内訳非公表 | サイト内で記載不一致 |
| Fintokei(ProTrader) | 1:100 | 1:100 | 1:50 | BTC 1:2・その他1:1 |
| Fintokei(SwiftTrader / StartTrader / ProTrader Swing) | 1:25 | 1:25 | 1:20 | BTC 1:2・その他1:1 |
| The5%ers(High Stakes) | 1:100 | 1:25(貴金属) | 1:25 | 1:2 |
| FundingPips(2-Step Standard) | 1:100 | 未確認 | 未確認 | 未確認 |
| E8 Markets | 最大1:30 | 未確認 | 未確認 | 未確認 |
| Funded Trading Plus(1-Step Express) | 1:30 | 未確認 | 未確認 | 未確認 |
| Alpha Capital Group | 1:100 | 未確認 | 未確認 | 取扱いの記載なし |
確認状況の補足です。
- FTMO・Fintokei・The5%ers の数値は、2026年8月18日に各社公式ページで直接確認しました
- FundingPips は公式サイトが自動アクセスを制限しており(2026年8月18日時点で429応答)、数値は当サイトのデータセットに記録している値です。購入前に必ず公式で確認してください
- E8 Markets・Funded Trading Plus・Alpha Capital Group は、当サイトのデータセット(/data/comparison/ で公開)に記録している公式サイト・公式ヘルプ由来の値です
- The5%ers は当サイトの2026年8月1日の再評価で信頼度を「低」としています。レバレッジ条件だけを理由に選ぶことはおすすめできず、利用する場合も少額にとどめてください
仮想通貨のレバレッジは、どの業者でも FX の表示値とはまったく別の低い水準(おおむね1:1〜1:2)に設定されています。詳細は暗号資産対応プロップファーム比較で銘柄・週末ルールごと検証しています。
FTMO のレバレッジ。通常1:100、Swing 口座は1:30
FTMO のレバレッジは口座タイプで決まります。2026年8月18日に公式FAQで確認した内容では、通常(Standard)口座が最大1:100、Swing 口座が最大1:30 で、どちらも引き上げはできません。銘柄ごとの証拠金率は取引プラットフォーム上の銘柄仕様(Market Watch から確認)で見る方式で、資産クラス別の一覧は公表されていません。
1:100 と1:30 の差は証拠金に直結します。公式の例では、EURUSD を1ロット建てるのに必要な証拠金は通常口座で1,000ユーロ、Swing 口座では約3,333ユーロです。ただし、Swing 口座はニュース取引・オーバーナイト・週末持ち越しの制限がない代わりにレバレッジが低い、というトレードオフ設計なので、持ち越しをしないなら通常口座を選べば済みます。詳しくは FTMO Swing 口座レビューにまとめています。
なお、暗号資産のレバレッジについては、2026年7月29日時点の当サイトの調査で ftmo.com 内のブログとFAQの記載が一致せず、数値を確定できませんでした。取引前にプラットフォーム上の銘柄仕様を確認してください。
1:100 という上限は、後述のとおり業界では高めの部類です。実際のレバレッジ感覚を本番前に確かめたい場合、FTMO には回数無制限の Free Trial があり、無料で同じ環境を試せます。手順は無料トライアルガイドを参照してください。
Fintokei のレバレッジと銘柄別の上限
Fintokei は、業界では珍しく銘柄グループ別の上限を全プラン分公表しています。2026年8月18日に公式FAQ(2026年7月15日更新)で確認した一覧です。
| 銘柄 | ProTrader(チャレンジプラン) | SwiftTrader(速攻プロプラン) | StartTrader(入門プラン) | ProTrader Swing |
|---|---|---|---|---|
| FX | 1:100 | 1:25 | 1:25 | 1:25 |
| 金・銀 | 1:100 | 1:25 | 1:25 | 1:25 |
| 株価指数 | 1:50 | 1:20 | 1:20 | 1:20 |
| プラチナ・パラジウム | 1:20 | 1:10 | 1:10 | 1:10 |
| 原油・天然ガス | 1:20 | 1:10 | 1:10 | 1:10 |
| BTCUSD / BTCJPY | 1:2 | 1:2 | 1:2 | 1:2 |
| その他の仮想通貨CFD | 1:1 | 1:1 | 1:1 | 1:1 |
レバレッジを重視するなら、選ぶべきは2段階評価の ProTrader です。SwiftTrader と StartTrader は評価のハードルが異なる代わりに、レバレッジも1:25 に抑えられています。プランごとの損失制限・料金の違いは Fintokei のプラン比較を参照してください。
日本語のサイト・サポートで完結させたい場合は、Fintokei 公式から確認できます。購入時にクーポンコード「FINTO5KEI」を入力すると5%割引が適用されます。
レバレッジが低くても稼げる理由
個人口座で高いレバレッジが必要になるのは、元手が小さいからです。少ない自己資金で意味のある損益を出すには、レバレッジで名目ポジションを膨らませるしかありません。
プロップファームは前提が逆です。例えば10万ドルの口座なら、1:100 で計算上は名目1,000万ドル相当まで建てられますが、実際にはその前に損失ルールが制約になります。
具体的に計算してみます。10万ドル口座で1トレードのリスクを1%(1,000ドル)、ストップ幅を30pips とすると、適正ロットは約3.3ロットです(EURUSD で1ロットあたり1pip≒10ドル)。この3.3ロットに必要な証拠金は、1:100 なら約3,300ユーロで、口座の余力に対してごくわずかです。つまり、まともなリスク設計をしている限り、レバレッジの上限に触れる場面がそもそも訪れません。
言い換えると、プロップファームは「レバレッジの代わりに資金を借りる」仕組みです。ハイレバで自己資金を増やすのではなく、大きな口座を任せてもらい、その数%の利益から分配を受け取るモデルなので、1:100 で足りなくなる設計にはなっていません。
レバレッジとドローダウンルールの関係。ロット計算の考え方
チャレンジで実際に効いてくる制約は、レバレッジではなくドローダウンルールです。FTMO の 2-Step を例にすると、1日最大損失5%・最大損失10%という枠があり、レバレッジ上限のはるか手前でこちらに抵触します。
ロット計算は次の順番で考えます。
- 1トレードの許容損失額を決める(口座の0.5〜1%が目安)
- ストップ幅(pips)を手法から決める
- 適正ロット = 許容損失額 ÷ (ストップ幅 × 1pips あたりの損益)
レバレッジはこの計算に登場しません。レバレッジが決めるのは「そのロットを建てるのに必要な証拠金」だけで、リスク量を決めるのはあくまでストップ幅とロット数です。1日最大損失との距離感を管理する具体的な方法は課題試験を通すリスク管理の基本原則とデイリーロスと最大ドローダウンの違いで解説しています。
ハイレバ癖が抜けない人がチャレンジで落ちるパターン
海外FXの感覚のままプロップファームに移った人がつまずく典型は、次のようなパターンです。
- 証拠金いっぱいまでロットを張る癖が残っており、わずかな逆行で1日最大損失に到達する
- ストップ幅が数pips の高ロットスキャルピングを続け、スプレッドと約定のブレで損失ルールを削る
- 負けた日に「取り返しロット」を張り、1回の逆行でその日の損失枠を使い切る
共通するのは、口座残高に対するロットの比率が海外FX仕様のまま、という点です。10万ドル口座で同じ比率のロットを張れば、1日最大損失5%(5,000ドル)は数回の逆行で消えます。プロップファームでは「建てられる最大量」ではなく「失ってよい上限」からロットを逆算する必要があります。
レバレッジ重視で選ぶ場合の注意点
最後に、レバレッジを基準に業者を選ぶ場合の注意点を4つ挙げます。
- 同じ業者でも口座タイプ・プランで数値が変わります。FTMO は通常1:100 に対して Swing は1:30、Fintokei は ProTrader の1:100 に対して SwiftTrader / StartTrader は1:25 です
- 資産クラス別の数値は別物です。FX が1:100 でも、株価指数は1:25〜1:50、仮想通貨は1:1〜1:2 まで下がるのが普通です
- 数値は予告なく変更されることがあります。The5%ers は市場のボラティリティを理由に、一部口座の原油レバレッジを一時的に1:5 へ引き下げています(2026年8月18日に公式FAQで確認)
- 銘柄別の内訳を公表していない業者も多く、その場合は無料トライアルやデモで実際の証拠金率を確かめるのが確実です
ここまで見てきたとおり、レバレッジの差が実際の合否や収益を左右する場面は限られます。レバレッジは「足切り条件を満たしているか」の確認にとどめ、業者選びの主軸は損失ルールの設計と支払い実績に置くことをおすすめします。
最後に
プロップファームのレバレッジは1:25〜1:100 と海外FXより低いものの、口座資金が大きいため実用上の制約にはほぼなりません。数値は変更されることがあるため、購入前に必ず各社公式ページで最新の条件を確認してください。本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。
おすすめのプロップファーム
レバレッジの観点では、FX 1:100 を確認できた2社が候補になります。
FTMO — 通常口座1:100。まず無料で試せる
業界でも高めの1:100 を通常口座で確認できました(2026年8月18日)。Free Trial で無料体験でき、2-Step は合格して初回報酬を受け取るときに試験料が全額返金されます(不合格時は返金されません)。始め方は無料トライアルガイドにまとめています。
Fintokei — 銘柄別の上限を全プラン公表。日本語で完結
ProTrader なら FX・金銀1:100 で、銘柄別レバレッジを日本語FAQで全プラン公表している透明性が強みです。日本語サポートに完全対応しています。
→ Fintokei 公式で見る(公開コード「FINTO5KEI」で5%オフになりますが、Fintokei公式によればコード利用時は当サイトへの紹介の紐づけが上書きされ、当サイトに報酬は入りません。2026年8月19日回答)