まず結論

The5%ers(2016年設立)と FundingPips(2022年設立)は、どちらも 2段階評価・$19〜という低価格帯で競合する人気の組み合わせです。先に結論をまとめます。

  • 試験料の安さ・出金サイクルの短さ → FundingPips
  • 評価目標の緩さ → FundingPips(8%/5% 対 10%/5%)
  • 運営年数 → The5%ers(10年 対 4年)
  • 信頼度(本サイト) → FundingPips(中・★3.8 対 低・★3.3)
  • スケーリングと固定給 → The5%ers($500K 到達で月額 $10,000)
  • プログラムの選択肢 → The5%ers(1段階・2段階・3段階の3種)
  • 出金コストの低さ → FundingPips(The5%ers は出金額から一律3.5%が引かれます)

運営年数と信頼度が分かれた点が、2026年8月時点の最大の変化です。当サイトは8月1日の再評価で The5%ers の信頼度を「高」から「低」に、★を4.6から3.3に引き下げました。同社が2026年3月に公式Xで支払いの遅延を自ら認めたこと、出金却下・口座停止に関する日付の特定できるフォーラム報告が2025年11月以降に複数あること、ヘルプセンターが全面404になったことが理由です。詳しくは第4節にまとめました。

本記事の数値は 2026年7〜8月時点の情報です。特に FundingPips はプラン・価格・分配率の改定が頻繁なため、購入前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

基本情報の比較表

項目The5%ers(High Stakes)FundingPips(2-Step)
設立2016年2022年
拠点イスラエル発祥UAE(ドバイ)
評価モデル2段階2段階
目標利益10% → 5%8% → 5%
最大損失10%(初期資金基準)10%(初期資金基準)
1日最大損失5%(前日終値基準)5%
最低日数収益日3日(各+0.5%以上)取引日3日(利益条件なし)
期間制限無制限無制限
最安価格$19〜$19〜(業界最安級)
利益分配80%→最大100%80%→最大100%
最大運用額$500,000スケーリングあり(公式確認)
固定給$350Kで月$4,000 / $500Kで月$10,000なし
出金サイクル隔週($150〜)短サイクル(最短5日前後)
試験料返金初回出金時に70%返金公式確認

1. 価格 — FundingPips の勝ち

FundingPips は業界最安級の価格設定を貫いており、最小プランは $19 前後から始められます。The5%ers も High Stakes が $19〜と低価格帯を持っていますが、同じ口座サイズで比べると FundingPips の方が安いケースが多く、「まず試す」コストの低さでは FundingPips に分があります。

ただし価格改定が頻繁な会社でもあるため、この項目こそ公式サイトでの直前確認が必須です。

2. 評価難易度 — FundingPips がやや緩い

数字を並べると、FundingPips の方が一段通りやすい設計です。

  • 目標利益:FundingPips は 8%→5%、The5%ers は 10%→5%。段階1で2%の差があります。
  • 最低日数:FundingPips は「取引した日が3日」で足ります。The5%ers は「初期資金の0.5%以上の利益で終えた日が3日」という収益日条件です。

The5%ers のこの収益日条件は見落としやすいポイントです。目標利益に早く到達しても、+0.5%以上で終えた日が3日ないと合格になりません。詳細は The5%ers のルール解説 を参照してください。

一方で最大損失10%・1日損失5%・期間無制限という骨格は両社共通で、失格の最頻原因(1日損失)の厳しさに差はありません。

3. 出金と利益分配 — サイクルは FundingPips、天井は互角

出金の速さでは FundingPips が優位です。公表モデルでは最短5日前後の短サイクルで出金でき、これは同社の最大の差別化要素です(サイクルの選択肢や条件は改定が多いため公式で要確認)。

The5%ers は資金口座の有効化から14日後に初回申請、以降2週間ごとのサイクルで、Rise・銀行送金・暗号資産に対応します。加えて High Stakes では初回出金時に試験料の70%が現金で戻るため、実質コストはその分下がります。

ただし The5%ers には見落としやすいコストがあります。出金額から一律3.5%が差し引かれる点です。Rise・暗号資産・銀行送金のいずれも同率で、経路を変えても避けられません(銀行送金は受取銀行側の手数料も別途)。0%になるのは Hub Credits で受け取る場合だけですが、Hub Credits は現金化できず3か月で失効します。当サイトはこの手数料をこれまで記載していませんでした。

項目The5%ersFundingPips
出金サイクル有効化から14日後に初回、以降2週間ごと最短5日前後
出金時の控除一律3.5%公式要確認
試験料の返還初回出金時に70%を現金(残りは Hub Credits)公式要確認

分配率はどちらも 80% スタートで最大 100% まで上昇しますが、The5%ers 側は3.5%が引かれるため、同じ分配率でも手取りは FundingPips のほうが多くなります。分配率だけで比べないでください。The5%ers の出金の詳細は The5%ers 出金ガイド にまとめています。

4. 運営年数は The5%ers、信頼度は FundingPips

以前この節は「運営実績と信頼度 — The5%ers の勝ち」としていましたが、2026年8月1日の再評価で結論が分かれたため書き改めます。

  • 運営年数:The5%ers が2016年設立で10年、FundingPips が2022年設立で約4年。ここは The5%ers です。
  • 信頼度(本サイト):FundingPips が「中」(★3.8)、The5%ers が「低」(★3.3)。ここは FundingPips です。

The5%ers の信頼度を引き下げた理由は次の3点です。

内容詳細
支払い遅延の自認2026年3月、同社が公式Xで支払いの遅延を認め、一部の支払いに想定より時間を要していると説明(2026年5月6日に PropFirmGeeks が報道)
出金トラブルの報告Forex Peace Army に、出金却下・口座停止に関する日付の特定できる報告が2025年11月〜2026年7月に複数(14,203.70ドル、約22,000ドル、3,099.12ドル、919ドルなど)
公式ドキュメントの不整合ヘルプセンター(help.the5ers.com)が全面404、最大資金の記載が公式サイト内で8倍食い違い、Instant Funding の商品ページが無告知で削除

フォーラムの報告は第三者の投稿であり、当サイトが各案件の是非を判定したものではありません。規約違反が実際にあった案件も含まれる可能性があります。ただし当サイトの評価基準は信頼度「中」の前提を「支払い・規約の透明性に大きな問題が確認されていない」ことと定めており、事業者自身が遅延を認めている以上、この前提は満たされません。運営10年と Trustpilot 4.7(33,853件)は事実ですが、いま出金できることの保証としては扱いません。

FundingPips について正直に触れておくべき点として、プラン・規約の改定が頻繁なこと、Trustpilot や Reddit に出金・サポート関連の不満が少数ながら存在すること、UAE の規制環境が EU 圏より緩やかであることが挙げられます。ただし事業者自身が支払い遅延を認めた事実はなく、そこが現在の差です。評判の詳細は FundingPips 評判レビュー を参照してください。

The5%ers 側の評判は The5%ers 評判レビュー で扱っています。

5. スケーリングとキャリア性 — The5%ers の勝ち

The5%ers の High Stakes は公式ページ上で $500K までのスケーリングが示されており、その過程に固定給が組み込まれています(なお同社トップページは最大 $4,000,000 と記載しており、公式サイト内で数字が食い違っています)。

  • $350K 到達:月額 $4,000 の固定給
  • $500K 到達:月額 $10,000 の固定給 + 利益分配 100%

利益分配とは別に毎月の固定給が支払われる設計は業界でも珍しく、「プロップトレードを職業にする」という発想に最も近い制度です。

FundingPips にもスケーリングはありますが、固定給に相当する制度はありません。制度の設計として比べれば The5%ers が上です。

ただし現時点で当サイトは、この固定給を理由に The5%ers を選ぶことを勧めません。$350K・$500K への到達には資金を長期間口座に置く必要があり、出金却下・口座停止の報告が続いている時期には、それが最もリスクの高い使い方になるためです。制度上の到達点と、そこまで到達できる確度は別に評価してください。

6. プログラムの幅 — The5%ers の勝ち

両社とも段階数で選択肢を持ちますが、The5%ers は3プログラムの性格の差がより大きくなっています。

  • Hyper Growth:1段階評価、分配率75%スタート
  • High Stakes:2段階評価($19〜)、分配率80%スタート
  • Bootcamp:$22〜の3段階低コスト型、合格で $20K 口座

なお当サイトは以前ここで Hyper Growth を「評価なし・初日からライブ口座」と説明していましたが、誤りでしたので訂正します。Hyper Growth は1段階の評価プログラムです。同社が評価なしで提供していた Instant Funding は、2026年7月31日時点で商品ページが404となり購入できません。3プログラムの比較は The5%ers プログラム比較 に詳しくまとめています。

どちらを選ぶべきか

FundingPips が向く人(迷ったらこちら)

  • 試験料を1ドルでも抑えたい
  • 出金サイクルの短さ(最短5日前後)を最優先したい
  • 目標 8%/5% の緩めの評価で早く資金口座に到達したい
  • 出金の確実性を優先したい(信頼度は「中」で、The5%ers の「低」より上です)

The5%ers が向く人

  • 1段階(Hyper Growth)や超低コスト(Bootcamp)など、段階数の選択肢を1社の中で比較したい
  • 初回出金時の70%返金で実質コストを下げたい
  • 出金額から引かれる3.5%を許容できる
  • 出金却下の報告が続いている時期であることを理解したうえで、少額で自分の目で検証したい

まとめ

コストとキャッシュフロー、そして現在の出金の確実性では FundingPips、プログラムの選択肢と制度上のスケーリング設計では The5%ers という整理になります。

FundingPips の安さと出金の速さは本物ですが、運営歴の浅さと改定の頻繁さは織り込んでおくべきです。The5%ers は10年の運営実績・70%返金・固定給という積み上げを持つ一方、2026年8月1日の再評価で信頼度が「低」(★3.3)となりました。出金額から一律3.5%が引かれる点も、毎月出金する前提では効いてきます。

「運営10年だから安心」という理由で The5%ers を選ぶ根拠は、現時点では弱いです。どちらを選ぶ場合も、まず小口で試し、実際に着金するのを確認してから拡大してください。評価突破のコツは 課題試験を1発合格する10のコツ も参考にしてください。

おすすめのプロップファーム

業界の主力2社を、用途別に紹介します。

FTMO — 出金の確実性を最優先するなら

運営11年(2015年〜)の業界スタンダードで、当サイトの信頼度は「高」(★4.7)。 Challenge 通過後に資金口座が付与されるオーソドックスなモデルで、業界最大級の累計支払い実績を公開。 出金時の自社控除は0%です。

FTMO 公式で見る

The5%ers — 段階数の選択肢を重視するなら

運営10年(2016年〜)の老舗。High Stakes は $19〜で、初回出金時に試験料の70%を返金。 $500K 到達で月額 $10,000 の固定給 + 100% 分配という制度上の到達点があります。 一方で当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「低」(★3.3)です。同社自身が2026年3月に支払いの遅延を認めており、出金額から一律3.5%が差し引かれます。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。

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