StartTrader とはどんなプランか

StartTrader(入門プラン)は、Fintokei(フィントケイ)が販売する3段階評価のプランです。運用デモ資金100万円の口座に10,000円から挑戦できます。Fintokei は1段階(SwiftTrader)・2段階(ProTrader)・3段階(StartTrader)を同時に販売しており、StartTrader は最も段階が多い代わりに1ステップの目標が低い構成です。

利益目標がステップごとに 2% → 3% → 6% と低く刻まれているのが最大の特徴で、「プロップファームの評価がどういうものか、小さく体験してみたい」という人に向けた設計です。

本記事は2026年7月31日に公式プランページで再確認した内容に基づきます。3プラン全体の比較は Fintokei のプラン比較 を参照してください。Fintokei は条件改定が多いため、購入前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

料金と口座サイズ

名称運用デモ資金参加費(税込)
Beginner100万円10,000円
Basic500万円29,800円
Advance1,000万円49,800円
Master2,000万円84,800円

USD 建てのグローバルサイトでは $5,000 口座が $44 からで、これは SwiftTrader の同サイズと並んで Fintokei 全体の最安値です。円建てと USD 建ては「同じ商品の為替換算」ではなく別々の価格表として提供されています(口座通貨は円・USD・EUR・CZK から選択)。日本居住者は円建て・円出金の日本語サイト経由が実務的です。

なお円建ての最安値は StartTrader Beginner(10,000円)ではなく SwiftTrader Iron(9,800円)です。差は200円なので実質的な違いはありませんが、「StartTrader が Fintokei で最も安い」という説明は正確ではありません。選ぶ基準は価格ではなくルールです。

評価ルールの全体像

項目内容
評価ステップ3段階
目標利益2% → 3% → 6%
1日最大損失-3%
全体最大損失-6%
オープンポジションの最大リスク-3%
最低取引日数各ステップ3日
期間制限各ステップ最大180日
稼働条件30日間に最低1回の取引
レバレッジFX・金・銀 1:25 / 株価指数 1:20 / その他 1:10
報酬(利益分配)50〜100%(変動制)

100万円口座(Beginner)で具体化すると、ステップ1は +2万円 で通過、1日の損失が -3万円、通算 -6万円 で失格です。目標が小さい分、必要なロットも小さく、少額リスクの練習環境としては合理的な数字です。

最重要ポイント:一貫性ルールの罠

StartTrader には、3プランで唯一「一貫性ルール」が明記されています。1日で稼げる利益は、そのステップの利益目標の最大40%までという制限です。

ステップごとに換算すると次のようになります。

ステップ目標利益1日の利益上限(目標の40%)
1+2%+0.8%
2+3%+1.2%
3+6%+2.4%

つまりステップ1では、最低でも3日に分けて、1日+0.8%以内のペースで積み上げる前提の設計です。トレンドに乗って1日で+2%取れてしまうスタイルの人は、むしろこのルールに引っかかります。

超過した場合の具体的な扱い(超過分が利益にカウントされないのか、違反扱いになるのか)はプランページに詳細がないため、気になる人は購入前に規約とサポートで確認してください。いずれにせよ「一発逆転ができないプラン」であることは確かです。

良い点

  • 参加費10,000円は国内向けプロップの入門コストとして安い水準
  • 1ステップあたりの目標が低く、小ロットのまま達成できる
  • 各ステップ180日と期限が長く、時間切れのプレッシャーが小さい(SwiftTrader は最長60日)
  • 日本語サイト・日本円決済・円建て出金で完結する

注意点・弱い点

  • 3段階すべてで失格リスクに晒されるため、「安い=通りやすい」ではない
  • 一貫性ルールにより、勝ち方まで制約される
  • 報酬は50%スタートの変動制で、ProTrader の80%固定より初期条件が悪い
  • 損失制限が1日-3%・全体-6%と狭い(ProTrader は-5%/-10%)
  • レバレッジが FX・金・銀で1:25のため、大ロットの短期決戦はそもそもできない

特に報酬率は見落としがちです。同じ利益を上げても、認定直後の StartTrader は ProTrader より受取額が少なくなる可能性があります。最大100%まで上がる条件の詳細は公式で確認してください。なお公式ブログのロイヤルティプログラムは別の前提で最大100%を案内しているため、自分の口座にどちらが適用されるかは購入前に確認してください。

出金の条件は3プラン共通で、初回取引または前回の支払い処理から14日経過後に申請でき、最低出金額は 円建て20,000円 / USD 100 / EUR 100 / CZK 2,000 です。銀行送金の手数料は Fintokei 負担、暗号資産での出金は2.5%+EUR 10(ETH・USDT)、2.5%+EUR 20(BTC・USDC)、2.5%(その他)がかかります。

どんな人に向くか

  • プロップファームの評価が初めてで、まず流れを体験したい人
  • 1万円の固定費で、自分のトレードがルール内に収まるか検証したい人
  • 小ロットで毎日コツコツ型のデイトレード・スキャルピングをする人

逆に、数日に1回大きく取るスタイルや週足ベースのスイングの人は、一貫性ルールと日数の噛み合わせが悪いため、ProTrader(チャレンジプラン) の小口(Quartz、12,500円)を検討する方が現実的です。参加費の差は2,500円で、損失制限は1.7倍前後まで緩くなります。

評価:入門用としては優秀、ただし「練習台」と割り切る

StartTrader は「安く評価を体験する」という目的には適しています。一方で、報酬条件・一貫性ルール・3段階という構成を考えると、本気で報酬を狙う人のメインプランには向きません。

現実的な使い方は、StartTrader で自分の取引が 1日-3% の制限内で回るかを確認し、手応えがあれば次は ProTrader に本命として挑む、という二段構えです。ステップアップ先として SwiftTrader を選ぶ場合は注意が必要で、こちらは1段階と手順が短い代わりに全体損失許容が-3%(StartTrader の半分)、1日-2%、期限が最長60日です。StartTrader で余裕があったから SwiftTrader も通る、という関係にはなりません。

合格のための実践的な進め方は Fintokei の評価試験に合格するには、ルール全般の解説は Fintokei の評価試験ルールを読み解く を参照してください。

おすすめのプロップファーム

Fintokei — 日本語で完結する国内向けプロップ

登録から出金まですべて日本語で完結し、報酬は日本の銀行口座に円で受け取れます(最低20,000円、銀行送金手数料は Fintokei 負担)。StartTrader は10,000円から。

Fintokei 公式で見る(クーポンコード「FINTO5KEI」で参加費5%オフ)

FTMO — 業界最大手の安心感

運営11年(2015年〜)の業界スタンダード。英語ベースで問題なければ、比較対象として最有力です。

FTMO 公式で見る

関連記事