まず結論

項目FTMOThinkCapital
設立2015年2024年
運営年数11年超1〜2年
利益分配2-Step 80%(条件で90%)/ 1-Step 90%80%(アドオンで90%)
最大資金$400,000(スケール後 $2M)$1,500,000
試験料€89〜(EUR 建て)$35.10〜
プラットフォームMT4/MT5/cTraderTradingView/ThinkTrader/MT5
TradingView 直接連携なしあり
期間制限なし(1-Step・2-Step とも)なし
数値の一貫性ルール2-Step はなし / 1-Step は Best Day Rule 50%なし
ペイアウト初回取引から14日目、以降14日ごと14日(条件達成で週次)
  • 長期実績の安心感を最優先するなら → FTMO
  • TradingView 直接連携または安い試験料を重視するなら → ThinkCapital

FTMO の試験料は EUR 建てで、USD 建ての公表価格はありません。口座サイズは USD 建てで表示されるため、両者を同じ通貨で並べた比較は成立しません。上表の $35.10 と €89 も直接比較はできない点にご注意ください。

5軸での比較

1. 信頼度・運営継続性

FTMO は 2015年設立で、11年以上の連続運営実績を持ちます。 業界最大級の累計支払い実績を継続的に公表しており、信頼度評価では最上位クラスです。

ThinkCapital は 2024年ローンチですが、規制を受けたブローカー ThinkMarkets グループのバッキングを受けています。 つまり、新興のスタンドアロン業者と比較すると、サービス継続性の見通しは立ちやすい構造です。

ただし、業者単独としての運営年数の差は埋めようがないため、長期実績で比較すれば FTMO 優位です。

2. 利益分配・最大資金

上限はどちらも 90% ですが、そこに至る道筋が違います。

  • FTMO 2-Step: 80% スタートで、Scaling Plan または Premium Programme の条件を満たすと 90%
  • FTMO 1-Step: 最初から一律 90%(ただし試験料は返金されず、最大損失が日終わりにトレーリングします)
  • ThinkCapital: Profit Split Booster(試験料の約25%)の購入で 90% に固定

つまり、ThinkCapital で 90% を実現するには、最終的な試験料が 80% 分配時の約1.25倍になります。FTMO で追加費用なしに最初から 90% を取りたいなら 1-Step という選択肢がありますが、返金なし・トレーリング型という条件を引き受けることになります。

最大資金では ThinkCapital($1.5M)が単純な数字では大きいですが、 FTMO はスケーリングで最大 $2M まで拡張可能で、長期で見れば差はそれほど大きくありません。

3. ルールの柔軟性

かつては「期間制限なし・一貫性ルールなし」が ThinkCapital の差別化軸でしたが、この軸では現在ほぼ差がつきません。

FTMO も 1-Step・2-Step の両方で期間の上限がなく、自分のペースで進められます。数値で示された一貫性ルールも、2-Step の Trading Objectives には含まれていません。数値の制約があるのは 1-Step の Best Day Rule(1日の利益が総利益の50%以内)だけで、2-Step を選べばこれもかかりません。

したがって、副業トレーダーが「急かされない試験」を求めるという理由だけで ThinkCapital を選ぶ必要はありません。両者の差は、TradingView 連携・試験料の水準・運営年数といった別の軸に絞られます。詳しいルールは FTMO ルール解説 を参照してください。

4. 試験料・コスト構造

FTMOThinkCapital
最小口座サイズの試験料€89(2-Step)/ €79(1-Step)$35.10(セール時)
建値通貨EUR(USD 建ての公表価格なし)USD
90% 分配の追加コスト2-Step は条件達成で自動、1-Step は最初から90%Profit Split Booster
試験料返金2-Step のみ、合格して初回報酬を受け取るとき。1-Step は返金なし3回目ペイアウト時(条件あり)

ThinkCapital の試験料の安さは明確な強みです。 ただし、合格までに時間がかかると累計コストが膨らむのは FTMO も ThinkCapital も同じです。どちらの返金制度も合格が前提で、不合格になった回の試験料は戻りません。「返金があるから実質無料」という計算は成り立たないので、試験料は失う前提で予算を組んでください。

5. プラットフォーム

FTMOThinkCapital
MT4×
MT5
cTrader×
TradingView 直接連携×◯(業界唯一)
ThinkTrader×

EA(自動売買プログラム)中心の運用は FTMO のほうが選択肢が多く、 チャート分析を TradingView で完結させたい裁量トレーダーは ThinkCapital が有力です。

FTMO の公式プラットフォーム FAQ に挙げられているのは MT4・MT5・cTrader の3つです。DXtrade には専用の紹介ページがある一方、この FAQ には記載がないため、Challenge 口座で使えるかどうかは公式サイトで要確認です。

どちらを選ぶべきか

FTMO が向いている人

  • 業者の長期運営実績を最優先する
  • MT4 EA や cTrader cBot を運用している
  • 業界スタンダードのルールに沿って取引したい
  • 2-Step の返金制度を使いたい(合格が条件です)

ThinkCapital が向いている人

  • TradingView をメインの取引環境にしている
  • 試験料を抑えて始めたい
  • 条件達成で週次ペイアウトに移れる点を評価する
  • 新興業者のリスクを理解した上で挑戦できる

なお「期間制限なし・数値の一貫性ルールなし」は FTMO 2-Step にも当てはまるため、この2点は選択の決め手になりません。

まとめ

  • 実績重視なら FTMO、機能性と価格重視なら ThinkCapital
  • 両方のメリットを比較した結果、両者を並行運用する選択も合理的
  • 最終的な投資判断はご自身で行ってください。本サイトは投資助言を提供しません

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