まず結論 — 1日損失制限なしの主要3社
「1日の損失上限(デイリーロス)に縛られず、含み損を持ち越したい」というスイング派・兼業トレーダー向けに、1日損失制限のないプログラムを持つ業者を比較します。本サイトで扱う中から、公式ルール上「1日損失なし」を確認できる3社を一覧にします。
| The5%ers | Lux Trading Firm | Instant Funding | |
|---|---|---|---|
| 設立 | 2016 | 2021 | 2021(表記にばらつき) |
| 拠点 | イスラエル | 英国(ロンドン) | セントルシア(運営は英国ロンドン) |
| 1日損失制限 | なし(High-Stakes など) | なし(ルール上の記載なし) | なし(Instant 型) |
| 最大ドローダウン | High-Stakes は4% | 6%(過去最高残高基準=トレーリング) | 10%(静的) ※Instant型 |
| 利益分配 | 50〜100%(プログラム別) | 75%(ページにより80%表記) | 80%(アドオン等で90%) |
| 試験料 | 95ドル〜 | £199〜($100K 1-Step) | 44ドル〜($5,000 One-Phase) |
| 信頼度 | high(運営10年) | medium(運営約5年) | medium(一般公開から数年) |
迷ったら、運営10年で1日損失なしプランが明確な The5%ers が基準点です。トレーリング型の最大ドローダウン1本で運用したいなら Lux Trading Firm、初期残高基準の静的ドローダウンが好みなら Instant Funding が候補になります。
1日損失制限と最大ドローダウンの違い
この記事の前提として、2つのルールを正確に区別しておきます。混同すると「制限なし」の意味を取り違えるためです。
1日損失制限(デイリーロス)とは
1営業日内で許容される損失の上限です。たとえば「1日最大損失5%」なら、その日のうちに口座が5%下落した時点で失格になります。日付が変わると基準がリセットされるのが特徴です。
FTMO は Challenge で1日最大損失5%、FundingPips も1日最大損失5%を設定しており、これが業界では多数派です。先物系の Topstep や Apex Trader Funding もドル建てで1日最大損失を設けています。
最大ドローダウン(全体ドローダウン)とは
口座全体で許容される下落幅です。日をまたいでもリセットされず、累積で判定されます。さらに方式が2つに分かれます。
- 静的(スタティック):初期残高を基準に固定。Instant Funding の One-Phase は8%(静的)、Two-Phase は10%(静的)です。
- トレーリング:過去最高残高に追従して上がる。利益が出るほど守るラインも上がります。Lux Trading Firm は「過去最高の実現残高から6%」、先物系の Topstep や Apex もトレーリング方式です。
重要:「1日損失なし」でも全体ドローダウンは必ずある
1日損失制限がない業者でも、最大ドローダウンは例外なく存在します。つまり「無制限に損を出せる」わけではありません。1日の動きを気にしなくてよい代わりに、口座全体の下落ラインだけは厳守する必要があります。スイングで含み損を持ち越す場合、夜間や週末に最大ドローダウンへ抵触しないかを常に意識してください。
業者別解説
The5%ers — 1日損失なしプランが明確な老舗
The5%ers は2016年設立、イスラエル拠点のプロップトレーディング事業者です。運営10年の業界最古参クラスで、累計支払い実績を継続公開している透明性が強みです。
向く理由は次のとおりです。
- High-Stakes Challenge は1段階・目標利益+8%・最大損失4%で、1日最大損失ルールがありません(公式ルール基準)
- 1日の値動きを気にせず取引でき、スイング・週末持ち越しに向く設計
- 利益分配は High-Stakes が80%スタート、長期実績で最大100%まで段階上昇
- 試験料は95ドル〜、取引最低日数は3日。MT4 / MT5 / Match-Trader に対応
注意点として、最大損失4% は FTMO(10%)より厳しい水準です。1日損失がない分、口座全体の下落ラインはタイトなので、1トレードあたり0.5〜1%程度の許容リスクで運用するのが安全とされます。Instant Funding は試験不要ですが初期分配率50%スタートと低めで、試験料も475ドル〜と高めです。ルールの詳細は The5%ers のルール解説 を参照してください。なお、チェックアウトで紹介コード「HZZS4」を入力できます。使い方は The5%ers クーポンコードの使い方 にまとめています。
Lux Trading Firm — トレーリング6%の1本勝負
Lux Trading Firm は英国法人 Lux Trading Firm Ltd が運営する業者で、Companies House の登記では2021年1月設立・現在も活動中と確認できます。運営歴は約5年で、10年規模の老舗と比べると実績の蓄積はこれからの段階です。
向く理由は次のとおりです。
- デイリーロス制限はルール上の記載がなく、最大ドローダウン6%(過去最高残高基準=トレーリング)へ抵触した時点で口座停止という設計
- 1日単位の損失管理が不要で、トレーリングドローダウン1本に集中できる
- 全口座サイズが最大 $10,000,000 までスケーリング可能
- 週末の持ち越しと自作EAの使用が認められている(第三者製EAは禁止)。Evaluation(デモ)合格で試験料を100%返金
注意点として、利益分配は公式ルールページ基準で75%(ページにより80%表記があり、適用率は契約前に要確認)と業界水準より低めです。全トレードでエントリー前のストップロス設定が必須など独自ルールが厳格で、Evaluation には最低29取引日(スイングは15日)の条件があり短期合格はできません。出金は Professional ステージ以降、月1回のみで、資金保留やスプレッドに関する苦情報告もあります。同社は規制対象業務を行っていないと明示しており、信頼度は medium 評価です。
Instant Funding — 静的ドローダウンで1日損失なしの「Instant」型
Instant Funding は英国発(運営法人はセントルシア籍、決済代理は英国法人)のプロップファームです。公式は「Established 2021」と記載する一方、業界メディアの報道とは表記に食い違いがあり、一般公開からの運営実績はまだ数年です。
向く理由は次のとおりです。
- Instant 型は日次損失上限が「なし」で、最大ドローダウン10%(静的。利益5%到達後は5%に固定)のみで運用できる
- ドローダウンは初期残高基準の「静的」方式で、トレーリングより損益ラインが読みやすい
- チャレンジ型(One-Phase / Two-Phase)も期間制限なしで、$625 の小口から始められる
- チャレンジ口座はオンデマンド出金に対応(最低 $25)。2023年以降の累計支払額 $18,741,928 以上を公式公表
注意点として、チャレンジ型の One-Phase は日次損失3%、Two-Phase は5%が設定されており、1日損失なしは Instant 型に限られます。利益分配の基本は80%で、90%にするには有料アドオンか条件達成が必要です。ニュース取引や週末持ち越しにも有料アドオンが要る場合があります。出金審査の段階で規約違反を指摘されたとの報告が複数あり、Trustpilot にはレビュー収集手法への警告フラグも表示されています。信頼度は medium 評価です。
1日損失制限なしの業者の選び方
1. ドローダウン方式(静的かトレーリングか)で選ぶ
1日損失がない代わりに、最大ドローダウンの方式が運用感覚を左右します。損益ラインを固定して読みやすくしたいなら静的型(Instant Funding の One/Two-Phase など)、利益とともに守るラインが上がるのを許容できるならトレーリング型(Lux Trading Firm など)です。The5%ers High-Stakes は最大損失4%と数字自体がタイトなので、1トレードのリスクを小さく刻む運用が前提になります。
2. プログラム単位で「1日損失なし」を確認する
同じ業者でも、プログラムやプランによって1日損失の有無が変わります。The5%ers は High-Stakes・Bootcamp・Instant Funding のいずれも1日損失なしですが、Instant Funding は1日損失なしでも別プランで1日損失ありの業者もあります。契約前に必ず公式ルールページで該当プランを確認してください。
3. 信頼度と運営年数を最優先する
1日損失なしは魅力的でも、出金できなければ意味がありません。本記事の3社では The5%ers のみが運営10年・信頼度 high で、Lux Trading Firm と Instant Funding は運営年数が浅く medium 評価です。長期実績を最優先するなら The5%ers、新興でも条件で選ぶなら他2社を小口で試すのが現実的です。コストを抑えたい場合は クーポン・特典まとめ もあわせて確認してください。
最終的な投資判断はご自身で行ってください。本サイトは投資助言を提供せず、利益を保証するものでもありません。
おすすめのプロップファーム
1日損失制限の有無を最優先するなら、まずは1日損失なしプランが明確で運営実績の長い業者から試すのが安全です。以下の2社は本サイトでも信頼度 high で評価しています。
The5%ers — 1日損失なし派の本命
運営10年(2016年〜)の老舗。High-Stakes Challenge は1日損失ルールがなく、スイング・週末持ち越しに向く設計。 利益分配は最大100%まで段階上昇。
→ The5%ers 公式で見る(クーポンコード「HZZS4」で割引適用)
FTMO — 1日損失ありだが業界最大手の安心感
運営11年(2015年〜)の業界スタンダード。Challenge は1日最大損失5%・最大損失10%とルールは多数派型。 1日損失制限がある代わりに、業界最長クラスの運営・支払い実績で安心感は随一。